まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2045 お酒は全然飲まないのですが・・・

2024-03-02 08:56:10 | 文化財
よろしくお願いします。







タイトルでは「飲まない」としてますが自分(一人称)はアルコールは飲めません、嫌いと言うレベルです、日本酒はダメだし炭酸も全くダメです。なのですが今回取り上げたのは酒造会社や販売店、酒蔵や酒樽など日本酒に関するものばかり、嫌いなものと興味あるものは別物です、今回はチョイ撮りなんやかんやシリーズの一環です。
まずはCMでもお馴染みの『黄桜』、昔このCMのアニメのカッパの絵が怖かったんだよなあ。写真を撮ったのは京都市の伏見、ここはお酒造りでお馴染み、至る所で酒造会社を見かけることができるがその中でも黄桜は有名、写真にある看板の場所もたくさんの人が訪れています。多分訪れている人たちの目的は試飲だと思うのですが、自分(一人称)は飲めないし自転車なので飲むこともできない、酒造会社が醸し出すレトロな雰囲気を楽しんで巡ったのがこれからお送りする写真の数々です。


























自分(一人称)が昔住んでいたのが天理市の上ツ道沿い、旧街道の雰囲気が漂う町並としてここでも取り上げたこともありましたが、その小さな町にも古い造りの酒屋さんがあって、その前を通り過ぎるとツ~ンと匂いがしてきました。それがお酒の匂いだったのか、決していい匂いだとは思わなかったしもうその頃から苦手意識があったようです。その店の軒下に掛かっているあの丸いものは何?・・・と、それが杉玉と言うものだと知ったのはこの巡りを始めてから。お酒を扱っている所では大概見かけますが、それが何のためか?・・・と調べてみると、新酒ができたと言う合図やお酒の神様に感謝を伝えるためや願掛けのため、と言うことらしいです。旧街道を走っていると古い造りの酒屋さんや酒造会社を見かけますが、中には登録有形文化財の建物もあって、お酒は好きでなくてもその雰囲気に興味をひかれてカメラを向けてしまいます。古くからの歴史の積み上げを感じる建物、その建物の中でつくられたお酒それぞれにあるのが銘柄です、そのお酒の銘柄が大きく独特の書体で記されているのが酒樽です。















酒蔵の軒下に置かれた酒樽、その酒蔵で作られた銘柄ですがその名付け方にも特色があって、見ているといろいろ想像を掻き立てられます。 JR山城青谷駅近くにある酒蔵の樽には「城陽」の文字、ここは城陽市なので地名をそのまま使っているわけですが、字から受ける明るいイメージがこの地で生産されたお酒の名前にピッタリと言ったところでしょうか。御所市にある酒蔵で作られているのは「風の森」奈良の人ならこの地にこの銘柄はピッタリだと感じるでしょう。最近文化財巡りでよく神社へ行くのですが、拝殿や神殿などにたくさんの酒樽が置かれていてついつい写真に撮ってしまいます。いろいろな銘柄があって、お馴染みのものからその地の特色を表す銘柄もあって、なぜ神社に置かれているのか?と興味をひかれて調べたのですが・・・、まあほとんどお飾りみたいなものなんですね。それに中身は空だと言うことらしい、そりゃ~そうだよなあ、あんなに重たそうなものを結構高く積み上げるのは大変そうだもんな~。でも神様に奉納して新酒の出来を祝うとか、お酒造りにはやはり古くからの慣習があるのでしょう、前回の朝ドラでもそんな感じでしたもんね。そんなわけで飲めもしないのに酒蔵、酒樽巡り、これからも続けて行こうと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



最新の画像もっと見る

コメントを投稿