まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.948 各駅巡り、大阪市営地下鉄谷町線(2)・・・地下鉄と南海平野線

2018-06-16 21:48:14 | 鉄道
おはようございます。














2月の祝日に大阪市内を走った記録をお送りしています、その味付けは大阪市営地下鉄(当時)谷町線各駅巡り、大阪市営地下鉄(当時)の路線の中では最長距離の路線、駅数も最多です。前回は八尾南駅から走り始めて風情も何も線路も見えない所を喜連瓜破駅まで進みました、今回はどこまで行くことができるでしょうか、早速スタートしてみることとしましょう。
瓜破交差点で右へと折れ阪神高速松原線の下道は通称内環、しかしこの日は良く晴れているとは言っても2月のまだ前半、日差しが高速に遮られて寒くて仕方ない。次の駅は平野駅、JRにも平野駅はあるが同じ駅名なのに場所は全然違う、JRの方は玄関口と言った感じだがこちらの方はここが平野区の中心地としてこの駅名を名乗っているかのよう。駅がある流町1交差点からは左に折れ南港通へと入る、高速も少しふくらんで左へと曲がってしばらく進んだ所で南港通と合流するが、その手前で交差するのが今里筋、今は今里駅までの地下鉄今里筋線がこの先ここまで伸びて更に湯里6丁目まで到達する予定だが、はっきり言ってこの路線、いるか???・・・
















南港通と阪神高速が接した所にある駅が駒川中野駅、この路線の特徴である複合地名駅名である、駅のすぐ前を交差しているのは近鉄南大阪線、奈良県内では二上山をバックにローカル風景の中を行く路線もここでは都会の中の通勤路線である。谷町線はここから阪神高速の真下を付き合って進んで行く、南港通を離れて斜めに北西に進んで次の田辺駅、更にJR阪和線の高架の下を過ぎて文の里駅へとたどり着く、この間ずっと高速の下道だったので寒くて仕方なかった。文の里駅前には古ぼけた看板、それが真ん中辺りの写真にある看板、そこには「南海平野線と文の里停留所」とある、南海平野線については自分(一人称)はぼんやりとした記憶はあるくらいであまりよく知らない、終点の平野駅は特徴のある駅舎だったのを写真で見たくらいである。今走っている所が南海平野線の跡だったと言うことか、谷町線がこの路線をごっそり喰ってしまったと言うことなのか・・・と思ってwikiを見てみると、南海平野線の衰退にはこの駅の地下で谷町線と交差して文の里駅のすぐ南にある御堂筋線昭和町駅が影響しているとのこと、まあ確かに不便そうに地上をトロトロと走っていてしかも都心に直結しない路線と、乗ればサクッと都心までたどり着ける路線ではもう明らかに勝負は見えているわな。








しかし時代は昔を懐かしむノスタルジーな気持ちを思い出すことを許してくれます、文の里駅の次は阿倍野駅、高速が横切り高いビルが建ち並びたくさんの車が行き交う、風情も何もないと言った町の真ん中を路面電車がゆっくりと・・・と言っても信号待ちだから仕方ないのだが・・・通り過ぎて行く。淘汰された路線もあれば、昔懐かしの面影を漂わせながら残っている路線もある、谷町線は阿倍野駅でまた方向を変えて阪堺電車とお付き合いで次の駅へと向かって行く、平野区から阿倍野区を経て大阪市の中心部へ、今回も時間となったようです、その模様については次の機会としておきましょう、次回も気楽にお越しくださいませ。           まちみち