地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

地球の磁場について

2016-08-13 05:30:50 | 日記
 地球の磁場って、実は一定ではありません。例えば北極が正確にN極という訳ではなく、実際の北極点と正確なN極の位置はずれています。それも年々移動しているんですね。これを永年変化といいます。それも当たり前と言えば当たり前で、地球っていうのは、正確な球体ではないですし、遠心力や内部の流動体の密度などの変化によって、回転の中心がずれますから、こういった変化が起きるのは当然の現象でしょう。

 また、自分の発想では、磁力の強さは、固体の割合で決定すると思っています。というのは、流動体の割合が高ければ、磁場の向きもさまざまな方向に移動しますが、固体として一定の状況を保つことができれば、その分、磁力の方向が安定するので、磁力が強くなると考えています。したがって、地殻の量が増える収縮期に強くなり、地殻の量が減る膨張期に弱くなると考えています(膨張期・収縮期については7月29日の記事へ)。
 さらに現在、この磁力が弱くなってきているので、ここからも現在、膨張期に入っていることが分かる、ということになります。

 ですから「磁力が強くなったり、弱くなったり」を繰り返すということはわかりますが「このまま弱くなって、磁力が消滅したり、磁場が逆転する」という事はあり得ない、と思っています。ところがこれが定説のようになっているんですよ。おかしいと思いませんか?
 別の言い方をすると、磁石を回しておいたら、途中で磁力が弱くなって、そのうちにN極とS極が逆になるんですか? あり得ないと思いますが。
 実は、千葉県でこの磁場が逆転している地層が見つかったということで、地球の歴史に「千葉時代」というのが入るかもしれない、という話がでてきていますが、これが「磁場の逆転」を証明するもの、と扱われるととんでもないことになりそうな気がします。
 もしも本当に磁場が逆転しているなら、この「千葉時代」と同じ年代の地層はすべて、磁場の逆転が見られるということになりますが、おそらく、それはないだろう、と考えています。
 というのは、磁場の逆転にも、別の理由があるからなんです。
コメント
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