これ、昨日の補足です。
一般的に、隕石の衝突と言うと、空から急角度で地球にドンと落ちてくる、そこで壊れるというものではないかと思いますが、それって、隕石が小さく、推進力よりも引力が勝っているときに起きる現象だと思っています。
ところが、隕石の質量がもっと大きくなり、推進力が引力より勝る場合、地球を直撃という確率はかなり低くなるのではないかと思っています。
実際に1989年には、直径1キロメートルくらいの隕石が地球とニアミスを起こしているということですが、これも地球の引力に引かれることなく通過していますし、1972年には、直径12メートルくらいの隕石が成層圏を通り抜けていったという事例もあります。
また、地球も自転していますから、回転によって隕石をはじいてしまうことも考えられます。
となると、比較的質量の大きな隕石が地球を直撃する場合、回転速度の遅い極近くにほぼ垂直に落ちて来るという状況が一番可能性として高く、それ以外の場合は、どちらかというと、地表に一回バウンドして、また、離れていってしまう、という確率の方が高いのではないか、と思っています。
そうなると、昨日書いたように、隕石の衝突が地殻をスライドさせ、また、地球から離れて飛んで行ってしまう、という方が確率的には高いだろう。隕石の直撃によって、隕石が地殻を破り、マグマを噴出させた、という可能性は、思った以上に低いのではないか、と考えています。
一般的に、隕石の衝突と言うと、空から急角度で地球にドンと落ちてくる、そこで壊れるというものではないかと思いますが、それって、隕石が小さく、推進力よりも引力が勝っているときに起きる現象だと思っています。
ところが、隕石の質量がもっと大きくなり、推進力が引力より勝る場合、地球を直撃という確率はかなり低くなるのではないかと思っています。
実際に1989年には、直径1キロメートルくらいの隕石が地球とニアミスを起こしているということですが、これも地球の引力に引かれることなく通過していますし、1972年には、直径12メートルくらいの隕石が成層圏を通り抜けていったという事例もあります。
また、地球も自転していますから、回転によって隕石をはじいてしまうことも考えられます。
となると、比較的質量の大きな隕石が地球を直撃する場合、回転速度の遅い極近くにほぼ垂直に落ちて来るという状況が一番可能性として高く、それ以外の場合は、どちらかというと、地表に一回バウンドして、また、離れていってしまう、という確率の方が高いのではないか、と思っています。
そうなると、昨日書いたように、隕石の衝突が地殻をスライドさせ、また、地球から離れて飛んで行ってしまう、という方が確率的には高いだろう。隕石の直撃によって、隕石が地殻を破り、マグマを噴出させた、という可能性は、思った以上に低いのではないか、と考えています。