「海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む。そして、そのときにずれが起きて地震になる」。これ、中学校の理科で習うことです。これ、本当にそうなんですか? と言う話。
7月26日に書いた「自転とその他の部分の動き」を確認してもらえればわかりますが、そもそも地球は自転しているわけですから、地殻の移動する力は西から東に向かってかかっているはずです。となると、東にある海洋プレートが西にある大陸プレートの下に沈み込むような力がかかっていると考えることがそもそもの間違いなんですよ。
正確には、大陸プレートが海洋プレートの上にのし上がっていくという動きをしていると考えるのが正解。ただ、それを地表の1点から眺めた場合、動きが「海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるように見える」というだけ。
そして、それが東日本大震災を引き起こした三陸沖地震をきっかけに、プレートの動きに変化が起きているんです。その象徴が熊本地震。ただ、この変化、実は、中央構造線に沿って、全般的に起きています。現在の地震の状況を見ると、三陸沖・釧路根室沖など、プレート境界で起きているものと中央構造線上で起きているものの2種類。そして、その7・8割は中央構造線上のものです。
さらに言うと、地震を統計学で捉えよう「地震の起こる確率は〇年以内に〇%」なんていう発想にそれほど大きな意味はないと思っています。それよりも、過去の地震を元に、その構造を解明し、今後に役立てる方が、もっと意義深いと思っています。そうすれば、熊本地震も「想定外」なんていう話にはならなかったはず。
自分、実はフェイスブックには、かなり前に「中央構造線が危ない」ということを書いたのですが、これからは「なぜ、そのように考えているか」ということを述べていきたいと思っています。
ちなみに、中央構造線上に当たる地域の方は、十分、地震に警戒していてください。「万が一、少し大きめの地震が来るかも?」くらいに考えておくといいと思います。
7月26日に書いた「自転とその他の部分の動き」を確認してもらえればわかりますが、そもそも地球は自転しているわけですから、地殻の移動する力は西から東に向かってかかっているはずです。となると、東にある海洋プレートが西にある大陸プレートの下に沈み込むような力がかかっていると考えることがそもそもの間違いなんですよ。
正確には、大陸プレートが海洋プレートの上にのし上がっていくという動きをしていると考えるのが正解。ただ、それを地表の1点から眺めた場合、動きが「海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるように見える」というだけ。
そして、それが東日本大震災を引き起こした三陸沖地震をきっかけに、プレートの動きに変化が起きているんです。その象徴が熊本地震。ただ、この変化、実は、中央構造線に沿って、全般的に起きています。現在の地震の状況を見ると、三陸沖・釧路根室沖など、プレート境界で起きているものと中央構造線上で起きているものの2種類。そして、その7・8割は中央構造線上のものです。
さらに言うと、地震を統計学で捉えよう「地震の起こる確率は〇年以内に〇%」なんていう発想にそれほど大きな意味はないと思っています。それよりも、過去の地震を元に、その構造を解明し、今後に役立てる方が、もっと意義深いと思っています。そうすれば、熊本地震も「想定外」なんていう話にはならなかったはず。
自分、実はフェイスブックには、かなり前に「中央構造線が危ない」ということを書いたのですが、これからは「なぜ、そのように考えているか」ということを述べていきたいと思っています。
ちなみに、中央構造線上に当たる地域の方は、十分、地震に警戒していてください。「万が一、少し大きめの地震が来るかも?」くらいに考えておくといいと思います。