福島第1原発事故をきっかけに、研究に取り組み始めた福島の高校生を取材しました。
(FNN)
福島第1原発事故をきっかけに、ある研究に取り組み始めた福島の高校生たちがいます。
彼らの福島への思いとともに、福島テレビの千田淳一キャスターが取材しました。
慣れた手つきで砂をふるいにかけるのは、白い手袋にマスク姿の高校生。
男子学生は「粒の大きさによって、放射線量がなんか変わるっていうことで」と語った。
彼らの研究対象は「放射線」。
県立福島高校は、理系教育に重点を置く学校として、文部科学省から指定されている。
福島高校のスーパーサイエンス部では、部長の佐藤 萌さんをはじめとする9人が、放射線に関するさまざまな研究を行っている。
福島高校でも、放射線の影響を考慮して、校庭の表土を削り取る作業が行われている。
こうした学校のグラウンドも、生徒たちの研究の場になっている。
グラウンドの放射線量を測る男子部員は「3,728(マイクロシーベルト(μSv))。
きのうより少し下がったかな」と語った。
自分たちが暮らす福島で起きた原発事故。
部員たちが熱心に研究に取り組む背景には、放射線について、自らの手で信頼できる情報を得たいという思いがあった。
萌さんは「放射線量っていう、その数値は、どこで誰がいつとったものなのか、まったくわからない。
じゃあ放射線のことをやりますかっていうふうになって」と語った。
これまでに、1,000カ所以上で放射線量を測定し、学校の線量マップを完成させたほか、校庭で採取した土の周りに鉛などを置いて、放射線を遮る効果を調べている。
男子部員は「(鉛の板の)枚数が増えるにつれて、その遮蔽(しゃへい)率がどんどん上がっていくのがわかるんです。
1枚と3枚とかだと、結構値が(違う)」と語った。
福島の現状を知ってもらい、わかりやすく効果的な除染方法を探ってほしい。
そんな気持ちが、生徒たちの研究意欲を駆り立てている。
萌さんは「いずれは、わたしたちが出したデータが社会の役に立って、放射線について知らない、例えば地元の人とか、あと都会の方にいる人、放射線に対するイメージが変わればいいかなと思っています」と語った。
彼らの研究の成果は、11日から兵庫・神戸市で開催される文部科学省主催の、高校生たちによる研究発表会で披露されるという。
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信用されない放射線量の測定値。・・・現地で確認するとすべて高い数値が出る。
原発安全教の東北・関東の放射線量 11日・・・NHK(8月11日 16:50更新)
東北地方と関東地方各地で計測された屋外の放射線量です。
文部科学省や各自治体によりますと、11日午前8時から9時までに計測された放射線量は次のとおりです。
福島県ではいずれも午前9時の時点で、福島市で1.2マイクロシーベルト、郡山市で0.97マイクロシーベルト、白河市で0.46マイクロシーベルト、南相馬市で0.45マイクロシーベルト、いわき市で0.17マイクロシーベルトと、いずれも震災前に計測されていた通常の値よりやや高い放射線量を計測しました。
仙台市では0.063マイクロシーベルト、茨城県では、北茨城市で0.173マイクロシーベルト、水戸市で0.086マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量が計測されましたが、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
このほか青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、千葉県市原市、東京・新宿区、神奈川県茅ヶ崎市では通常より高い放射線の量は計測されていません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これが現実です。
小出「はい。えー東京から新幹線で福島に行ったのですが。
あの福島の方々が私と一緒に新幹線に同行してくださって。
その方々が放射線の測定器ももっ て一緒に行ってくれました。
それで新幹線に乗った途端に、測定器のスイッチを入れまして、そして時々刻々その測定値の値を見ながら福島まで行きましたが。
福島に行くに従ってカウントが、新幹線の車内、走っている車内ですね。
で次々と上がっていくと、いう状態で。東京駅をでるころに比べると福島駅についたと きには、まあ10倍とは言いませんが、それに近い数字まで上がっていて。
私としては大変重苦しい気持で福島に入りました。」
水野「この10倍近い、ものになっていくというのは、どのレベルでの10倍かってのもあると思うんですけどね。」
小出「えーと東京の、多分東京駅の周辺はですね、1年間に1ミリシーベルトにはまあならないというぐらいだと私は思っていますけれども。
えーそれが 10倍になったということは、えー福島に、駅の周辺で1年間に10ミリシーベルトにはならないだろう、精精そのぐらいの、ということですね。
でももうはる かに許容被曝量は超えていると、いうことが目で次第にわかってしまうというような数値でした。」
水野「本来は1年間に1ミリシーベルト以上の放射線を受けてはならない」
1ミリシーベルト=(1000マイクロシーベルト(μSv))。
10ミリシーベルト=(10000マイクロシーベルト(μSv))。
(FNN)
福島第1原発事故をきっかけに、ある研究に取り組み始めた福島の高校生たちがいます。
彼らの福島への思いとともに、福島テレビの千田淳一キャスターが取材しました。
慣れた手つきで砂をふるいにかけるのは、白い手袋にマスク姿の高校生。
男子学生は「粒の大きさによって、放射線量がなんか変わるっていうことで」と語った。
彼らの研究対象は「放射線」。
県立福島高校は、理系教育に重点を置く学校として、文部科学省から指定されている。
福島高校のスーパーサイエンス部では、部長の佐藤 萌さんをはじめとする9人が、放射線に関するさまざまな研究を行っている。
福島高校でも、放射線の影響を考慮して、校庭の表土を削り取る作業が行われている。
こうした学校のグラウンドも、生徒たちの研究の場になっている。
グラウンドの放射線量を測る男子部員は「3,728(マイクロシーベルト(μSv))。
きのうより少し下がったかな」と語った。
自分たちが暮らす福島で起きた原発事故。
部員たちが熱心に研究に取り組む背景には、放射線について、自らの手で信頼できる情報を得たいという思いがあった。
萌さんは「放射線量っていう、その数値は、どこで誰がいつとったものなのか、まったくわからない。
じゃあ放射線のことをやりますかっていうふうになって」と語った。
これまでに、1,000カ所以上で放射線量を測定し、学校の線量マップを完成させたほか、校庭で採取した土の周りに鉛などを置いて、放射線を遮る効果を調べている。
男子部員は「(鉛の板の)枚数が増えるにつれて、その遮蔽(しゃへい)率がどんどん上がっていくのがわかるんです。
1枚と3枚とかだと、結構値が(違う)」と語った。
福島の現状を知ってもらい、わかりやすく効果的な除染方法を探ってほしい。
そんな気持ちが、生徒たちの研究意欲を駆り立てている。
萌さんは「いずれは、わたしたちが出したデータが社会の役に立って、放射線について知らない、例えば地元の人とか、あと都会の方にいる人、放射線に対するイメージが変わればいいかなと思っています」と語った。
彼らの研究の成果は、11日から兵庫・神戸市で開催される文部科学省主催の、高校生たちによる研究発表会で披露されるという。
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信用されない放射線量の測定値。・・・現地で確認するとすべて高い数値が出る。
原発安全教の東北・関東の放射線量 11日・・・NHK(8月11日 16:50更新)
東北地方と関東地方各地で計測された屋外の放射線量です。
文部科学省や各自治体によりますと、11日午前8時から9時までに計測された放射線量は次のとおりです。
福島県ではいずれも午前9時の時点で、福島市で1.2マイクロシーベルト、郡山市で0.97マイクロシーベルト、白河市で0.46マイクロシーベルト、南相馬市で0.45マイクロシーベルト、いわき市で0.17マイクロシーベルトと、いずれも震災前に計測されていた通常の値よりやや高い放射線量を計測しました。
仙台市では0.063マイクロシーベルト、茨城県では、北茨城市で0.173マイクロシーベルト、水戸市で0.086マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量が計測されましたが、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
このほか青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、千葉県市原市、東京・新宿区、神奈川県茅ヶ崎市では通常より高い放射線の量は計測されていません。
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これが現実です。
小出「はい。えー東京から新幹線で福島に行ったのですが。
あの福島の方々が私と一緒に新幹線に同行してくださって。
その方々が放射線の測定器ももっ て一緒に行ってくれました。
それで新幹線に乗った途端に、測定器のスイッチを入れまして、そして時々刻々その測定値の値を見ながら福島まで行きましたが。
福島に行くに従ってカウントが、新幹線の車内、走っている車内ですね。
で次々と上がっていくと、いう状態で。東京駅をでるころに比べると福島駅についたと きには、まあ10倍とは言いませんが、それに近い数字まで上がっていて。
私としては大変重苦しい気持で福島に入りました。」
水野「この10倍近い、ものになっていくというのは、どのレベルでの10倍かってのもあると思うんですけどね。」
小出「えーと東京の、多分東京駅の周辺はですね、1年間に1ミリシーベルトにはまあならないというぐらいだと私は思っていますけれども。
えーそれが 10倍になったということは、えー福島に、駅の周辺で1年間に10ミリシーベルトにはならないだろう、精精そのぐらいの、ということですね。
でももうはる かに許容被曝量は超えていると、いうことが目で次第にわかってしまうというような数値でした。」
水野「本来は1年間に1ミリシーベルト以上の放射線を受けてはならない」
1ミリシーベルト=(1000マイクロシーベルト(μSv))。
10ミリシーベルト=(10000マイクロシーベルト(μSv))。
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