女神輿が嵐山を練る 松尾大社で八朔祭
秋に向けて農作物の豊かな実りを願う「八朔(はっさく)祭」が1日、京都市西京区の松尾大社であった。勇ましく「女神輿(みこし)」を担ぐ女性たちが、雨雲を吹き飛ばすように大きな掛け声を出して嵐山地域を練り歩いた。
女神輿は、1998年に結成された「女神輿やまぶき会」のメンバーが担ぎ手として毎年行っている。今年は市内外から小学生から60代までの女性約120人が参加した。
真っ白な法被とねじり鉢巻き姿の女性たちが、松尾大社を午前8時半に出発。阪急嵐山駅前や櫟谷宗像(いちたにむなかた)神社、野宮神社など嵐山周辺の約4キロの行程を巡行した。
渡月橋の上流では神輿を船に乗せて川を渡す「船渡御(ふなとぎょ)」もあり、川岸から傘を手にした観光客が川を渡る神輿にカメラを向けていた。
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