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米国株、ダウ反発し26ドル高 戻り期待で ナスダックは4ポイント高

2012年10月26日 06時43分36秒 | Weblog
米国株、ダウ反発し26ドル高 戻り期待で ナスダックは4ポイント高

【NQNニューヨーク=川内資子】25日の米株式相場は3営業日ぶりに反発し、ダウ工業株30種平均は前日比26ドル34セント(0.2%)高の1万3103ドル68セントで終えた。

前日に約1カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、短期的な相場の戻りに期待した買いがやや優勢となった。

 ダウ平均構成銘柄の日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が3%近く上昇し、指数を15ドル程度押し上げた。

朝方発表した四半期決算で、1株利益が市場予想を上回った。

 ただ、世界経済の減速を背景に米企業業績が低迷するとの警戒感は根強く、上値は重かった。

取引時間中のダウ平均は、前日比で下げる場面も目立った。

 9月の米耐久財受注額は市場予想以上に増加したが、変動の大きい輸送関連を除く受注額の伸びが小幅にとどまり、相場の反応は限られた。

 ナスダック総合株価指数は同4.42ポイント(0.1%)高の2986.12で終えた。

 業種別S&P500種株価指数では全10業種中「エネルギー」や「ヘルスケア」など6種が上昇した。

一方、「電気通信サービス」や「素材」などが下げた。

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億株(速報値)、ナスダック市場(同)は約18億7000万株だった。

 1株利益が市場予想以上だった医療保険のエトナは上昇。決算と同時に増配を発表したカジノ運営のウィン・リゾーツは急伸した。

前日夕に市場予想を上回る増収増益決算を発表したインターネットセキュリティーのシマンテックも大幅高となった。

 一方、決算と同時に人員削減を含むリストラ策を発表した日用品のコルゲート・パルモリーブが下落。

赤字幅が拡大した通信大手のスプリント・ネクステルも売られた。

最終損益が黒字に転じた住宅建設のパルトグループも売りに押された。

9月の仮契約住宅販売指数が市場予想ほど上昇せず、住宅市場の回復期待がやや後退した。

CME日経225先物 9075円

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