究極のKY、麻生太郎・核の傘発言・・・一度精神鑑定が必要です。
KYという言葉がこれほどピッタリくる人間と舞台は、そうそうはないだろう。
わたし自身はこの言葉を使ったことはなかったが、今度ばかりは他に使うべき言葉が見つからない。
広島原爆の日に、広島の地で行った麻生太郎内閣総理大臣の”核の傘”発言である。
首相日々:6日
◇午前
7時50分 広島市中区の平和記念公園。原爆死没者慰霊式・平和祈念式に出席し、献花、あいさつ。
9時 同公園内の平和記念資料館。見学。舛添要一厚生労働相ら同行。
4分 デスコト国連総会議長と立ち話。
24分 同市中区のリーガロイヤルホテル広島。
38分 原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針確認書署名式。
50分 「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し懇談。
10時42分 広島市政記者クラブ、内閣記者会と記者会見。
11時 6分 同市中区の広島原爆養護ホーム「舟入むつみ園」。
7分 鎌田七男広島原爆被爆者援護事業団理事長、松若仁志夫園長ら。
18分 入園者を慰問。舛添氏ら同席。
37分 同市南区のホテルグランヴィア広島。秘書官と食事。
事前に原爆症訴訟で控訴断念を発表し、世論のご機嫌伺いをしている。
万全の仕掛けを施して広島に乗り込んだ麻生太郎。
次々とスケジュールをこなしていたのだが……。
バカの本性は詰まらぬところで現れる。
広島での記者会見
麻生首相 米の「核の傘」必要 (NHKニュース 8/6)
この中で麻生総理大臣は、記者団が「日本はアメリカの『核の傘』に守られているなかで、どう核軍縮に取り組むのか」と質問したのに対し、「核が世界で一斉に、ある日突然なくなるならいいが、通常では考えにくい。
誰かがやめたら、相手もやめてくれるという世界ではないと思っている」と述べました。
そのうえで、麻生総理大臣は「核で他国を攻撃しようという国が隣にある。
北朝鮮の核ミサイルは日本にとって明白な脅威だ。それに対して、日本は、核で抑止する力を持つアメリカと同盟関係を結んでいるという現実を踏まえる必要がある」と述べ、北朝鮮の核の脅威に対抗するためにはアメリカの「核の傘」が必要だという認識を示しました。
「日本はアメリカの『核の傘』に守られているなかで、どう核軍縮に取り組むのか」
と、質問されるといきなりアホの麻生に逆戻りしてしまった。
以前から疑問に思っていたのだが、麻生のメディア記者に対する敵意はどこからきているのだろうか。
単に自分に対する批判記事を目にして、というだけではないような気がしていたのだが……。
「もしかすると麻生はインテリに対してコンプレックスを持っているのではないか?」
そう考えると、ぶら下がり会見の時などのあの大人げない態度にも納得がいくのだが。
それはともかく上の記事を読むと、「だから核軍縮は必要ないし、不可能である」というふうにしか読めない。
「どう核軍縮に取り組むのか」と質問されて、アメリカの核の傘が必要だというのは、答えになっていないだろう。
このところの右転回がこんなところにもつい顔を出してしまったのだろう。
ちなみにほとんどの報道記事は
「核で他国を攻撃しようという国が隣にある」と麻生の言葉を記しているが、実際の麻生の言い方は
「核で他国を攻撃しようという国が隣の国にある」である。
メディアが親切に訂正してくれていた。
アー、ウーを省くのとは違う。
こういうところは正確に文章化してもらいたいものだ。
日程をみると、わずか1時間ちょっと前の平和祈念式典の挨拶では次のように述べていたのに。
広島原爆式典、麻生首相のあいさつ(全文)(YOMIURI ONLINE より)
我が国は、これまで15年間にわたって、国連総会に核廃絶決議を提出してきました。
こうした中で、昨今、米露両国は、核兵器の一層の削減を目指して交渉を進めています。
G8サミットでは、先月のラクイラにおいて、初めて、「核兵器のない世界」に言及し、世界的な核軍縮・不拡散に関する気運の高まりを維持・強化するための力強いメッセージを表明しました。
そして本日、私は、改めて日本が、今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます。
久間防衛大臣の「米国の広島、長崎への原子爆弾投下について『しょうがないなと思っている』、という発言を彷彿とさせるが、実は麻生の発言の方がたちが悪いと言える。
久間の場合は、過ぎたことを今更蒸し返しても仕方がない、という個人的な思いがつい口に出た、とも考えられる。
麻生の場合は、確信犯であり、選挙対策でもある。
今度の選挙で、万が一麻生政権が存続するような結果になれば、日本は麻生の思い通りの方向へ引っ張っていかれることになる。
KYという言葉がこれほどピッタリくる人間と舞台は、そうそうはないだろう。
わたし自身はこの言葉を使ったことはなかったが、今度ばかりは他に使うべき言葉が見つからない。
広島原爆の日に、広島の地で行った麻生太郎内閣総理大臣の”核の傘”発言である。
首相日々:6日
◇午前
7時50分 広島市中区の平和記念公園。原爆死没者慰霊式・平和祈念式に出席し、献花、あいさつ。
9時 同公園内の平和記念資料館。見学。舛添要一厚生労働相ら同行。
4分 デスコト国連総会議長と立ち話。
24分 同市中区のリーガロイヤルホテル広島。
38分 原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針確認書署名式。
50分 「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し懇談。
10時42分 広島市政記者クラブ、内閣記者会と記者会見。
11時 6分 同市中区の広島原爆養護ホーム「舟入むつみ園」。
7分 鎌田七男広島原爆被爆者援護事業団理事長、松若仁志夫園長ら。
18分 入園者を慰問。舛添氏ら同席。
37分 同市南区のホテルグランヴィア広島。秘書官と食事。
事前に原爆症訴訟で控訴断念を発表し、世論のご機嫌伺いをしている。
万全の仕掛けを施して広島に乗り込んだ麻生太郎。
次々とスケジュールをこなしていたのだが……。
バカの本性は詰まらぬところで現れる。
広島での記者会見
麻生首相 米の「核の傘」必要 (NHKニュース 8/6)
この中で麻生総理大臣は、記者団が「日本はアメリカの『核の傘』に守られているなかで、どう核軍縮に取り組むのか」と質問したのに対し、「核が世界で一斉に、ある日突然なくなるならいいが、通常では考えにくい。
誰かがやめたら、相手もやめてくれるという世界ではないと思っている」と述べました。
そのうえで、麻生総理大臣は「核で他国を攻撃しようという国が隣にある。
北朝鮮の核ミサイルは日本にとって明白な脅威だ。それに対して、日本は、核で抑止する力を持つアメリカと同盟関係を結んでいるという現実を踏まえる必要がある」と述べ、北朝鮮の核の脅威に対抗するためにはアメリカの「核の傘」が必要だという認識を示しました。
「日本はアメリカの『核の傘』に守られているなかで、どう核軍縮に取り組むのか」
と、質問されるといきなりアホの麻生に逆戻りしてしまった。
以前から疑問に思っていたのだが、麻生のメディア記者に対する敵意はどこからきているのだろうか。
単に自分に対する批判記事を目にして、というだけではないような気がしていたのだが……。
「もしかすると麻生はインテリに対してコンプレックスを持っているのではないか?」
そう考えると、ぶら下がり会見の時などのあの大人げない態度にも納得がいくのだが。
それはともかく上の記事を読むと、「だから核軍縮は必要ないし、不可能である」というふうにしか読めない。
「どう核軍縮に取り組むのか」と質問されて、アメリカの核の傘が必要だというのは、答えになっていないだろう。
このところの右転回がこんなところにもつい顔を出してしまったのだろう。
ちなみにほとんどの報道記事は
「核で他国を攻撃しようという国が隣にある」と麻生の言葉を記しているが、実際の麻生の言い方は
「核で他国を攻撃しようという国が隣の国にある」である。
メディアが親切に訂正してくれていた。
アー、ウーを省くのとは違う。
こういうところは正確に文章化してもらいたいものだ。
日程をみると、わずか1時間ちょっと前の平和祈念式典の挨拶では次のように述べていたのに。
広島原爆式典、麻生首相のあいさつ(全文)(YOMIURI ONLINE より)
我が国は、これまで15年間にわたって、国連総会に核廃絶決議を提出してきました。
こうした中で、昨今、米露両国は、核兵器の一層の削減を目指して交渉を進めています。
G8サミットでは、先月のラクイラにおいて、初めて、「核兵器のない世界」に言及し、世界的な核軍縮・不拡散に関する気運の高まりを維持・強化するための力強いメッセージを表明しました。
そして本日、私は、改めて日本が、今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます。
久間防衛大臣の「米国の広島、長崎への原子爆弾投下について『しょうがないなと思っている』、という発言を彷彿とさせるが、実は麻生の発言の方がたちが悪いと言える。
久間の場合は、過ぎたことを今更蒸し返しても仕方がない、という個人的な思いがつい口に出た、とも考えられる。
麻生の場合は、確信犯であり、選挙対策でもある。
今度の選挙で、万が一麻生政権が存続するような結果になれば、日本は麻生の思い通りの方向へ引っ張っていかれることになる。