日経平均は10,497円の83円安。東証1部の値上がり銘柄数は424、値下り銘柄数は1,125。出来高は18億5,248万株。
米国で地銀大手のサントラスト・バンクスの最高経営責任者が、たとえ米国経済が緩やかに改善し始めたとしても、商業不動産の状況は恐らく2010年まで悪化するだろうと述べ、銀行業界が非常に近い将来に改善するとは見ていないと講演で語ったため、米国株式市場では銀行株が売られました。
ドルも売られ、東京時間では1ドル=93円90銭を突破する円高が進んだことや、中国では中国アルミの赤字決算と江西銅業の6割減益決算発表が警戒され、他の素材株も売られたために、上海株式市場も下落し、東京株式市場も主力株は手控えムードが強い状態でした。
ただ、材料株物色は活発でした。
被害の拡大を警戒し、東京株式市場ではワクチン製造のデンカ生研を子会社に持っている電気化学工業が年初来高値を更新し、新日本科学(2395)は粉末状の薬を鼻の内部に噴射して粘膜から投与する技術を開発していて、使用する薬の候補として新型インフルエンザワクチンも検討していることが注目され、3日連続のストップ高となりました。
シークスは独自技術により放熱性を高めたLED電球の受託製造の立上げが進んでいることが好材料視され、ストップ高となりました。
戸田工業(4100)はリチウムイオン電池向けの正極材料の新工場建設計画で、2015年までに生産能力が倍増の8千トン体制になり、正極材の世界シェアも現在の約7%を増産により10%~20%に高める計画が有望視され、ストップ高となりました。
日本ガイシはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国で、大容量の蓄電に適したNAS(ナトリウム硫黄)電池を受注総額600億円強と大型受注し、2010年から4~5年間で合計30万キロワット分を「アブダビ版スマートグリッド(次世代送電網)」向けに納入すると日経新聞で報じられたことが好感されました。
トーカロ(3433)もNAS電池の電池容器の腐食防止のために、溶射加工を行っているので、NAS電池の売上拡大で恩恵を受けるという期待から買われました。
日経ジャスダック平均は1,244円の4円高。
構造計画研究所(4748)は発行済み株式数の1.6%に当る10万株を上限に自社株買いを実施すると発表し、ストップ高となりました。
米国で地銀大手のサントラスト・バンクスの最高経営責任者が、たとえ米国経済が緩やかに改善し始めたとしても、商業不動産の状況は恐らく2010年まで悪化するだろうと述べ、銀行業界が非常に近い将来に改善するとは見ていないと講演で語ったため、米国株式市場では銀行株が売られました。
ドルも売られ、東京時間では1ドル=93円90銭を突破する円高が進んだことや、中国では中国アルミの赤字決算と江西銅業の6割減益決算発表が警戒され、他の素材株も売られたために、上海株式市場も下落し、東京株式市場も主力株は手控えムードが強い状態でした。
ただ、材料株物色は活発でした。
被害の拡大を警戒し、東京株式市場ではワクチン製造のデンカ生研を子会社に持っている電気化学工業が年初来高値を更新し、新日本科学(2395)は粉末状の薬を鼻の内部に噴射して粘膜から投与する技術を開発していて、使用する薬の候補として新型インフルエンザワクチンも検討していることが注目され、3日連続のストップ高となりました。
シークスは独自技術により放熱性を高めたLED電球の受託製造の立上げが進んでいることが好材料視され、ストップ高となりました。
戸田工業(4100)はリチウムイオン電池向けの正極材料の新工場建設計画で、2015年までに生産能力が倍増の8千トン体制になり、正極材の世界シェアも現在の約7%を増産により10%~20%に高める計画が有望視され、ストップ高となりました。
日本ガイシはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国で、大容量の蓄電に適したNAS(ナトリウム硫黄)電池を受注総額600億円強と大型受注し、2010年から4~5年間で合計30万キロワット分を「アブダビ版スマートグリッド(次世代送電網)」向けに納入すると日経新聞で報じられたことが好感されました。
トーカロ(3433)もNAS電池の電池容器の腐食防止のために、溶射加工を行っているので、NAS電池の売上拡大で恩恵を受けるという期待から買われました。
日経ジャスダック平均は1,244円の4円高。
構造計画研究所(4748)は発行済み株式数の1.6%に当る10万株を上限に自社株買いを実施すると発表し、ストップ高となりました。