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USダウ5日続落。東証は反落。 外資クリスマス休暇。 売り加速

2008年12月24日 15時37分20秒 | Weblog
日経平均は8,517円の206円安。東証1部の値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は1,280。出来高は15億3,229万株。

製品技術力や販売力、効率経営などで日本最強の企業と賞賛されていたトヨタ自動車(7203)が前期の過去最高益の2兆2,700億円から今期は営業赤字1,500億円に悪化したので、他の企業はひとたまりもないという懸念で、東京株式市場は落胆に包まれました。

国土交通省の調べによると、橋脚が海の塩分で腐食したり、大型車の通行による負荷で損傷したりして、危険性から通行規制となっている橋が全国に1千ヵ所ほどあるので、補修工事の期待から日本橋梁(5912)が続伸しました。

中国人民銀行は12月22日に今年5度目の利下げを発表しましたが、来年は中国建国60周年に当るので、21世紀は中国の時代であるという宣伝も行われていて、農村の所得向上による農機の普及期待から井関農機(6310)も買われました。

太陽電池用ウエハーの東京製綱や、明電舎もハイブリッド車のモーターのインバーターを生産していることが注目されました。

東芝がリチウムイオン電池の新工場を新潟県柏崎市に建設すると報じられたために、リチウムイオン電池の電解質を生産しているステラケミファ(4109)も買われました。

節約関連として、セルフうどんの丸亀製麺をチェーン展開しているトリドールや、牛丼チェーンのゼンショーなどが単価の安い外食産業として物色され、自転車販売チェーンのあさひも値上がりしました。
 
日経ジャスダック平均は1,062円の10円安。

ソリスト(9847)は来年3月末にイーグローバレッジの完全子会社になり、ジャスダック市場は上場廃止となりますが、株主には1株165円の金銭が交付されるためストップ高となりました。

ミマキエンジニアリングが自社株買いの発表でストップ高となりました。

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24日、USダウ反発。 平均48ドル高 金融や消費関連高い、ナスダック3ポイント

24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。前日比48ドル99セント高の8468ドル48セントで終えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、終値は3.36ポイント高の1524.90。

主な経済指標が市場予想ほど悪化しなかったことから、買い戻しの動きが優勢となった。

この日発表された経済指標では、週間の新規失業保険申請件数が市場予想以上に増加した。

一方、11月の耐久財受注や個人消費支出(PCE)はともに前月比マイナスとなったが、マイナス幅は市場予想ほど大きくなかった。

米景気の一段の悪化懸念がひとまず和らいだと受け止められた。原油先物相場が下落したことも支援材料となり、小売株や航空株などに買いが入った。

米抵当銀行協会(MBA)が発表した週間の住宅ローン申請件数が増加。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が同日発表した30年固定型住宅ローン金利が5.14%と1971年の調査開始以来で最低となった。

これらもプラス材料とみなされ、金融株などの買いを誘った。ただ、この日はクリスマス前日で午後1時までの短縮取引で市場参加者は少なく、積極的に上値を買う動きも限られた。

あす25日はクリスマスの祝日で休場となる。