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USダウ横這い。東証10日続落(43年ぶり)。 原油高で第3次オイルショック?

2008年07月02日 15時51分32秒 | Weblog
日経平均は13,286円の176円安。東証1部の値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は1,476。出来高は20億1,223万株。

明日のECB理事会で利上げが実施され、米国の6月の雇用統計が悪化していると、米国と西ドイツの政策協調の足並みが乱れたことが一因となった1987年のブラックマンデーの再来も警戒されるといった見方で、東京株式市場は調整が続きました。

今日の日経先物売り仕掛け人は、ドイツ・立花・カブドットム・三菱UFJ・の順です。
 
日経平均は10営業日連続で下落しましたが、1965年の2月~3月にかけて記録した時以来の43年ぶりの出来事だそうです。

米国では7月17日にメリルリンチ、18日にシティグループ、25日にモノライン(金融保証会社)のアムバックとMBIAの決算発表が行われますが、住宅の差し押さえ件数が増加し、サブプライムだけでなく、信用度が高い「オルトA」やその上の「プライムローン」の延滞率の上昇も進行形なので、金融機関の評価損は拡大しているのではないかといった不安も払拭されず、東京株式市場でもみずほや三井住友などの銀行株が敬遠されました。

中国人民銀行の周総裁が6月30日にインフレ抑制へ金融引き締めを継続すると発言したことでコマツが売られ、インドが深刻なインフレで自動車など国内産業の減速が避けられないとの懸念で株価指数が前日に約14ヵ月ぶりに13,000ポイントを割り込んだことでスズキ(7269)も安くなりました。

6月の米国の自動車販売で前年同月比11.5%減少だったトヨタの株価は70円安の4,940円で5,000円の大台を下回りましたが、13.8%増加した本田の株価も40円安と冴えませんでした。

日経ジャスダック平均は1,490円の4円安。
インテリジェンスはUSENが9月末に完全子会社化すると発表しましたが、株式交換比率が未定で、株式交換によるUSEN株取得の投資家需要が不透明なことから値下がりしました。

メディビック(2369)は日本医科大学と共同で「非小細胞肺がん」のテーラーメイド化学療法開発につながる知見を得たと発表したことでストップ高となりました。