みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ケッチとシャウラと愉快な奴ら

2011-03-06 22:41:47 | 自転車
 さて、新相棒ケッチことKHSの折り畳み自転車F-20Rを購入してから1ヶ月近くが経った。
 ここでこのケッチについての感想等含め、諸々書いてみようと思う。

 まず、これは至って真面目な話なんだが。

 ケッチに乗って受けた印象を端的に書くならば。


 やっぱり世の中金なんだなあ…といった所である。

 …のっけからヤラシイ話で恐縮だが…
 まず、乗っていて折り畳みというか小径車にありがちなフラつきが非常に少ない。
 これは単純に、ブルホーンのため腕からの体重がうまいことホイールの真ん中に掛かる構造ということなのかも知れないが、それでも他メーカーで言えば有名どころのBD-1クラスの乗り心地に匹敵すると言って過言ではない。
 ちなみに、BD-1を新品で普通に買おうとすれば大体13万は下らないところだが、F-20Rは俺が購入したお店オートバイハウス殿なら10万を切るお値段。正直かなり頑張っておる。

 そんでもって、F-20シリーズを売ってるショップの店員方が口々に言うのがとにかく走行性能を追求しているモデルであるということ。
 後ろ9段変速はもとより、前が2段変速になっている折り畳み自転車というのは他にほとんど類を見ない。(というか俺はKHS以外で前2段がついてる折り畳み車を知らない)
 別に変速機がついてる方が、段数の多いほうがエライとかいうことを言うつもりはないが、俺は折り畳みであっても走りに妥協したくないという考え方だったので、こういう半端しないモデルというのは大いに評価したい。


 それだけの能力を持っている車だけに、逆に幾つか物足りない点も出てきてはいる。

 まず、コレ実は購入する前から前述のオートバイハウスの方が指摘してたんだが、デフォルトでついてるブレーキが非常に心許ないんであるな。
 ぶっちゃけ、そこいらのホームセンターとかで1万とか2万で売ってるような折り畳み自転車であれば、これなら十分過ぎる性能と言えるだろうが、なまじロードバイクに匹敵するような走行性能の自転車なんで…

 まあそもそも、俺が元々買おうとしていたのがF-20RCの方で、こっちはそのブレーキは元より、ホイール、変速機等ほとんどのパーツがちょっち上のグレードであり、販売価格で1万やそこらの違いだったのでそっちが欲しかったんだが…
 何しろRCは2月初めの時点で次回入荷が5月って言われたんで…泣く泣く諦めたんだけどね。KHSってのはコアな人気があるメーカーなんよ。

 とにかくブレーキの方は近々どうにかしようと思うし、他のパーツについても結局は消耗品なので何年かかけて順次アップグレードしていけばいいかなと。
 後は、ステムというハンドルと本体を繋ぐパーツ(詳しくはここを見てくれい)が、元々着いてるのは短くてシャウラのような前傾姿勢にならないので、早いとこ交換しようと思っている。

 とにかく、かなりのポテンシャルを秘めていそうな車だけに、これからジックリチューンアップしていきたい。
 まー一方で自分のボディが、ポテンシャルは何ぼのもんか分からんがチューンアップの逆を一直線なのでそっちもイチから鍛えなおしたいところなんだけどね。


 何しろ、ものの弾みで?富士ヒルクライムなんつうものにエントリーしてしまったから…ちなみに、こっちはブルホーンが禁止なのでシャウラで挑むよ。当面の目標は2時間切り。