みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

どことなく不完全燃焼の夏休み

2010-08-22 23:27:01 | 自転車
 初めて自転車にて埼玉上陸?を果たし、ついでに一泊して朝。

 この日は、せっかくこっち方面に来たので、久しぶりに佐野ラーメンが食べたいと思い、北方に針路を取ることに…

 しつつ、出発地から佐野までは流石に距離があるため、ちっとばかし輪行して楽しようと思ったのがいかんかった。

 最寄り駅で輪行袋に自転車を詰め…いや、まさにその詰める作業をやっている最中、通行人の会話が耳に入った。


 なんでも、「電車が運転見合わせしている」とか何とか…

 うっ…TVドラマなら手に持った車輪を落としてしまうようなタイミング(尤もそんなドラマは無いと思うが)で情報を入手してしまい、しょうがないので一旦輪行し、近くのマクドに袋詰めの状態で持って行き、朝マックを食べ、ケータイで電車情報をチェック。
 すると、やはり電車は止まっているらしく、よしんばここで電車が運転再開したとしても、混雑していて自転車を持って乗れる状態ではないだろう…と読み、結局朝マックを食べたらまた自転車を袋から出した。

 全くもって無駄な労力を費やし、再び自転車を組み結局自走にて行ける所まで行ってみべえと走り出した。

 ところが、上記の労力がプラスにならないまでも0であらば良かったんだが…
 走り始めてすぐ、なーんとなく自転車から変な音がしているような気がして、一旦自転車を止め、後輪の方を見てみると。

 どうも変速機の角度がおっかしいんだ…

 これはあまり考えたくないが、宿から駅までの間では何事も無かったはずなので、さっき輪行袋に入れたり出したり動かしたりしている時に何かやってしまったかも…

 しかし、一応走れはするので、とりあえずだましだまし適当な自転車ショップがあるところまで走ることにした。まあある程度ちゃんとしたショップに持っていけば何とか直してもらえるかとその時は思っていた。


 そして、北方の久喜(くき)という街にサイクルベースあさひがあるという情報をケータイにて入手した故、そこに立ち寄り店員に見てもらった。

 するってえと、「これは変速機というか、それをフレーム(自転車本体)とつなげている部分から曲がってますね。ここのパーツは自転車固有のものなので買った店でないと如何ともしがたいです」とのお答えが。

 も、もはやこれまでか…

 既に時間は12時を回り、ここから佐野までの距離を考えると今の自転車では行けない気がしてきて、というか気力を無くし、何となくダラダラと東に向かい、栗橋という町のベイシアという大型スーパーに寄り、モスバーガーを食い、その後はやはりダラダラとやって、最終的にはやはり輪行にてK県まで湘南新宿ラインで地元に帰った。


 次の日。

 早速、自転車を買った店であるワイズロード環八R1店に持って行き、メカニックの方に見て頂くと、どうもフレーム側のパーツはもとより変速機自体も曲がってしもうたらしく、即やってくれるとのことで変速機を購入・取付までその場でやって頂いた。

 変速機の方は、今までついていたシマノのTIAGRAから105という、一つ上のグレードのものにしてもらい、結果としてグレードアップしてめでたしめでたし?となった。

 かのように思えたが、この次の日走ってみたら、3速4速あたりがどうも調子が悪く、踏み込むと一瞬空回りしてしまう。
 何だか塞翁が馬という言葉がしっくりきそうな展開だが、電験が終わったらもう一度ワイズに持っていかなければと思っている。


 そうこうしているうちに、気がつくともう電験の試験日は刻一刻と迫り…次回は久しぶりにそのネタを書くことにしよう。