みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

インディマラソン戦記・上「大誤算」

2008-05-11 17:56:25 | その他スポーツ
 つうか「だいごさん」って打って最初に「醍醐さん」って出てくるのはどんだけ頭のいい日本語入力装置なんだよ…

 んなことはさておき、5月4日、マラソンの前日普通に遊び呆けていた俺であったが、準備をぬかった訳ではない。

 こないだBSで放送されていた「ランナーズTV」というやつで、谷川真理さんが大会までの練習、準備のやり方について色々説明されていたのを参考に、練習の方はともかく準備万端整えていた。

 で、当日。

 バイキング形式の朝食を程々に食べ、ほぼ予定通りホテルを出発。
 現場であるツインリンクもてぎに車を停めた時は、受付終了とされる朝9時の10分前程度。

 駐車場から受付会場まではそこそこ距離があり、歩いているうちに時間ギリギリになってきた為、一旦友人に手荷物のバックパックを預けて参加証片手にウォーミングアップがてら受付会場に走った。


 今回の受付およびスタートは、ツインリンクもてぎの中心でもあるスーパースピードウェイ、即ち楕円形のオーバルサーキットの中に、外の観客席側から地下道をくぐりぬけて行く。

 メチャ混みの地下道を抜け、受付にたどり着き若干時間オーバーはしたが無事受付完了。
 いやー良かった良かった。
 後は友人と合流して、最終準備を整えるとするか…


 …(周りは開会式、ゲストの谷川真理さんと猫ひろし氏が登場)


 …(とりあえずストレッチを済ます)


 (30分後)


 …

 こ、来ねえ…
誰一人として来ない…
 応援はともかく、一切合財を入れた自分の手荷物が無い。
 レース前に水分補給するためのペットボトル、レース中に栄養補給するためのゼリー飲料、ペース配分を把握するための心拍計ともう丸ごと無い。
 受付までダッシュで行くため、というかまさかこんなことになるとは想像していなかったのでケータイに至るまでバックパックに入れて預けてきた事が仇になろうとはな。連絡つかん。(ちなみにレンタカーのカギも友人)

 この時の想像で、おそらく友人たちは観客席~受付間の地下道が分からんか、若しくは選手以外立入りできないと判断して他の場所で待機してるんじゃないだろうか、ということまでは分かった。

 まあでもこの広い会場内ではそうそう見つからんわなあ…

 そんな訳で、出発前にいきなり大ピンチになった俺は、唯一持っていたサイフの金で自販機のドリンクを飲みつつ、出発の時をひたすら友人を探しながらうろつきつつ待っていたのであった。
 いきなりgdgdの展開だが実際どんな結果になったかは次回。