みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

銀座のスウィング

2005-09-12 19:16:33 | 音楽
 こないだの土曜日に、久しぶりに銀座に行ってきた。それもライブを観に行ったのである。
 今回のメインはウェイ・ウェイ・ウーという女性の二胡奏者(二胡ってのは見た感じは三味線に近い中国の楽器、詳しくはこちら)で、実はサントリー烏龍茶のCMの曲も彼女が手がけている。


 友人で彼女とちょっとした知り合いの方がいて、その人の誘いで行く事になった。
 場所は銀座のThe swing cityというれっきとしたジャズバーである。結構金がかかるという話だったのであらかじめ近くのイタリア料理店でパスタを食べた後Swingcityに行ったのだが…

 18時から開店のところ少々遅く行ったら既に中はかなり客が入っていて、うちらは奥のほうのテーブルに陣取る事になった。
 でここでは最初に必ず1ドリンク+1フードを注文しないといけないという事でメニューを見て驚いた。

 お酒は予め友人がチャージしてあったウイスキーを飲んでたのでそれ程ではなかったんだが、とにかく料理の値段がハンパじゃないんだこれが…メニューの平均価格は大体2,000円程度。サラダが1,700円位したり伊勢エビの料理などは3,000円近い値段してたりで、かなりビビリながらも俺はオマール海老のジャンバラヤってやつをオーダー。


 でジャンバラヤを食いながらウェイ・ウェイ・ウーさんのライブを鑑賞。この夜のセットは他にピアノ・チェロ・パーカッションというメンバーであった。

 二胡という楽器は、バイオリンに似ているようでまるで違う音色で、最初の方での夜来香(イエライシャン)だったり蘇州夜曲なんていう有名な曲をしっとり演奏している時は何となく夕暮れ時のイメージだったりするのだが、結構アツイ曲もあったりしてとても楽しかった。
 とにかく他のメンバーのスキルも伊達に銀座でライブやってないと言いたい位凄腕で、特にパーカッションのソロは激アツであった。

 結局ライブは途中休憩を挟んで2回あったが、(多分)誰一人として途中で帰る人がいないという位の盛況で、うちらも存分に楽しませて頂いた。まあその分お金はそれなりにかかったが銀座でのちょっとリッチなひと時を楽しめたと思えばこれもマタヨシ。

 それにしても、最近急に上質なライブを聞く機会が増えてきた。それも今まであまり聞かなかった種類の音楽なので俺としては満足である。