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ふるさと熊本から2日後に帰宅

2016年05月07日 | 日常での自分のあり方

葬儀日程の知らせを受け、どれくらい滞在できるかわからないので新幹線で行くことにした。

姉に駅からの路面電車が動いていると聞いたので、空港から市内へ移動し易いと判断。

下の姉が駅まで迎えに来ると言ってくれたが、高齢の姉夫婦に混雑する市内への迎えは返って心配だった。

路面電車が動いているというので、電車の停留所へ迎えをお願いする。

自宅から博多までの乗り継ぎはスムースでした。

博多から熊本までのJRの特急券が購入できなかった。

博多ちゃく後、熊本までの特急券は熊本で着払いできるとの駅員さんの言葉に急いでホームへ行った。

博多の駅員さん達は誠に的確な受け答えだった。

全て自由席、みんな並んでいる。

熊本までの特急が通過して、博多に避難していたが八代まで帰るという女性が前後並んでいたS。

二人とも揺れの恐怖を話してくれた。

5年前の東日本の地震もすごかったが、今回は何か違う。

熊本到着後、すぐに路面電車に乗り、葬儀場へ向かう。

憔悴しきった姉と姪。

それでも姪は健気にも立ち振る舞っていた。

姪の息子達がなんとも頼もしかった。

姪の夫は初めの地震発生から仕事で地震の対応に追われていた。

そして姪が家庭と葬儀の手配に追われていた。

運良く死後翌日には通夜を迎え無事義兄を送ることができた。

到着当日は斎場で通夜を迎え、翌日は姪の家に宿泊。

何かしたいと思っても私にやれることはなかった。

時期が時期なので泊まる宿はなかった。

被災している姉達にこれ以上迷惑をかけられない。

姉達には子供や孫がそばにいてそれだけでも安心。

故郷を離れて50年、熊本で生活をしたのは小学入学までと高校の3年間だけ。

しかし、熊本が私の故郷であることを今回心から思っている。

今帰宅することが私にできることと思い帰宅。

 

 


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