Camino de Fisterra
Santiago〜Negreira 21K
Kを置いていく事に多少の不安を感じていた私。
やはりSだけで先に出発してもらおうと提案した。
Kの気持ちは変わらず、この宿は何泊もできるのでそれだけでも安心だった。
心がざわつくまま、8時半過ぎに出発。
通りは静かで人影が全くない街を発つ。
コンポステーラともしばらくお別れ。
矢印と、巡礼者に出会いほっとする。
コンポステーラの大きな街を抜け田園地帯に入る。
道を外れないように歩きながらOとコンタクトを取る。
彼はとても忙しそうで、明日の夕方数時間がお手伝いをしていただけるとの事だった。
Kに彼の状態を告げ、なるべく早い行動を願った。
Kから私にOとコンタクトを取って欲しいとのメールが入る。
山道に近いところへ入ると携帯が通じにくい。
Kにはなるべく私を通じての交渉より直接コンタクトを取る事を勧めた。
日本語でできるのだから大丈夫、がんばって