2020年公開のアメリカ映画です。
テキサスの保守的な田舎町で暮らす主人公の女性は、長年会っていなかった息子の訃報を受け取ります。
ドラッグ中毒で急死したのです。
息子はトランスジェンダーでサンフランシスコ(カストロ・ストリートというその業界では有名なところがあります)でドラァグクイーンとして活躍し、そういった人たちが出演するショーパブを経営していました。
彼女は、息子が亡くなったために混乱していた店やそこで働く人たちの生活を再建するために腕を奮います(人生経験豊富ですし、もともとショービジネスに関心がありました)。
彼女のおかげで店は軌道に乗り、働く人たちもそれぞれの問題を解決する方向に向かいます。
敵役の保守的で無理解な夫の存在や、それに代わる老いらくの恋の相手の出現など、かなり御都合主義な感じはしますが、音楽が素敵でドラァグクイーンたちのショーは一見の価値があります。