2009年公開のアメリカ映画です。
恵まれない環境で育った黒人の少年が、裕福な白人一家の支援(後見人になった主役の女性は自分のことを少年にママと呼ばせています)によって、アメリカン・フットボールの才能を開花させていく姿(大学からの奨学金の申し込みが殺到します)を描いています。
原作のノンフィクションでは、その後NFLの選手になったマイケル・オアーの半生を描いているのですが、映画では彼を育てたリー・アンを中心に描いているために、全体としてはできすぎの美談になってしまっています。
この映画で、リー・アンを演じたサンドラ・ブロックは、アカデミー賞の主演女優賞を獲得するのですが、彼女にオスカーを取らせるために周到に練り上げられた映画だと揶揄する声もあります。