2009年(前編)、2010年(後編)公開の日本映画で、大ヒットしました。
人気コミックスのテレビドラマ化(これもまた高視聴率を記録しています)をベースに、その後のヨーロッパでののだめ(野田恵)と千秋先輩の恋の行方を二人の音楽修行とともに描いています。
大半をヨーロッパロケで描いている、現在では考えられない豪華版の撮影です。
たくさん登場する外国人のセリフも日本語に吹き替えているのが、ご愛敬です。
テレビドラマと同様に、原作のコミックスのギャグ漫画風のタッチが生かされています。
ストーリー自体は、他愛のないラブコメディなのですが、随所に演奏シーンが散りばめられていて、クラシックの名曲の数々を堪能できるところが、テレビドラマと同様にこの映画のミソです。
主演の上野樹里と玉木宏は、コミカルな演技も巧みにこなして、人気を不動のものにしました。