2021年公開のアメリカ、オーストラリア、イギリスの合作映画です。
前作「ピーターラビット」(その記事を参照してください)のヒットで作られた続編で、商業主義化は一段と進み、原作の絵本のファンの人たちからはますます遠ざかったかもしれません。
父親を知るというバーナバスというウサギにそそのかされて、「ワル」を気取ったピーターは大失敗をします。
それを回復するために、まわりのみんなは苦労するのですが、お約束のドタバタ劇の末に無事にハッピーエンドを迎えます。
その一方で、作品世界の中でも彼らのお話は絵本化されて、一応その絵本の続編の商業主義化については批判してみせるのですが、この作品自体が商業主義に毒されているので、皮肉としか受け取れません。