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近況20091215

2009-12-15 | Weblog
近況20091215

今日は午前中で仕事がひと段落したため、
午後からお休み。
久しぶりに一人きりで出かけることに。
ゆっくりと本屋とレンタル屋を見て周り、
充実した時間を過ごせた。



最近の読書
「なぜ人はニセ科学を信じるのかⅡ」
著者 マイクル・シャーマー  出版 早川書房

p327より引用
‘時に人は、来るべき先の人生に目を奪われるあまり、
今手にしているものを見失ってしまう。’

科学的懐疑主義の視点から、
ニセ科学を調査・解説した物の二冊目。
この巻では主に、
創造論とホロコースト否定論について詳しく書かれています。
上記の引用について思うことは、
未来を思わない現在はつまらないが、
あまりにも現在をおろそかにしていては、
未来への道も早々に閉ざされてしまうのではないか?
と思いました。

あまりにも非現実で都合のいい話には、
一旦立ち止まって疑うくらいの慎重さを持つことが、
科学的懐疑主義者への第一歩でしょうか。
懐疑的な考えが好みの方に。
大変ボリュームがあります。
ーーー



「図解 量子論がみるみるわかる本」
著者 佐藤勝彦  出版 PHP研究所

p158より引用
‘自然とは曖昧でいい加減なものである'

上記の引用は、
ハイゼンベルクの不確定性原理を要約した一文。
ミクロの世界に適用される物理理論を、
その成り立ちから出来るだけ分かり易く解説した一冊。

以前紹介した相対性理論との関係本より、
さらに細かく量子論について本書では解説されています。
だけどしかし、
やっぱりイマイチ理解しにくいと言うのが、
正直な印象です。
引用した不確定性原理について、
突き詰めていけば世界は偶然の連鎖の結果であるという話は、
初めて耳にしたときは大変な衝撃を受けた事を覚えています。
若いうちに出会いたかった一冊です。
ーーー



「日本語を反省してみませんか」
著者 金田一春彦  出版 角川oneテーマ21

p44より引用
“会話をするとは、
結局相手への配慮をいつも忘れずにいると言うことかもしれない。”

言語学者・金田一京助氏の長男である著者の、
日本語に対する取り組み方、
考え方に関する一冊。
著者の次男・秀穂氏は、
最近TVにもよく出演されているので、
知っておられる方も多いと思います。

上記の引用は、
第二章上手に話すと言うことの中の一文。
この前に
「自分が良く知っている言葉は、
当然相手も知っていると決めてかかっている。」
とあります。
相手とうまく話すなら、
自分の使う言葉をうまく説明できるようになるのが、
早道でしょうか。
国語が苦手な方もしくはさらに深く知る入り口に。

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