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アンズ・2~開花

 上柚木公園付近の歩道脇に植栽されている「アンズ(杏)」。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で同属のウメに良く似ているが、開花すると萼片が反り返るので見分け易い。アンズのタネの中にある仁(さね)を “杏仁(きょうにん)” と呼び、古くから薬膳料理として使われている。中華料理のデザートに出てくる “杏仁豆腐” は “あんにん” と発音される。しかし杏仁豆腐は実際には杏仁が使われることは少なく、アーモンドが代用されることが多いようだ。
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ヒメリュウキンカ・3~水辺

 東京薬科大学の水辺に咲く「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」。キンポウゲ科フィカリア属の多年草で、原産地はヨーロッパ。日本には園芸用として渡来したが、日本に自生するリュウキンカはリュウキンカ属で属が異なる。ヒメリュウキンカはリュウキンカより小型で、花弁状の萼片の外側に3枚の萼片があるが、リュウキンカには、花弁状に変化した5枚の萼片があるだけで、その外側に萼片は無い。またヒメリュウキンカの果実は痩果になるのに対してリュウキンカの果実は袋果になる。
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