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コシノコバイモ・1~東京薬科大学

 東京薬科大学自然観察路で見られる「コシノコバイモ(越の小貝母)」。ユリ科バイモ属の多年草で、背丈は10センチほど。主に北陸地方に生育するので “越” の名前が付いているが、太平洋側でも自生している。外花被片と内花被片が3枚ずつあり、内花被片の縁にある小突起は外花被片には無い。花被片の内側に見える細長い黄色いものは蜜を出す腺体。
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キツネノカミソリ・3~葉

 いつも花の姿ばかりだったが葉を載せるのはこのブログでは初めて。「キツネノカミソリ(狐の剃刀)」はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、この細い葉をカミソリに見立てて名付けられている。キツネノカミソリは早春に葉を繁らせ、夏の花期には枯れてその姿は無い。同じ仲間のヒガンバナは花後に葉を繁らせ、やはり花と葉を同時に見られないため「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」の別名がある。キツネノカミソリもそのように呼ぶこともあるようだ。
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