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ヘントウ

 長池公園の遊歩道脇に植栽されている「ヘントウ(扁桃)」。バラ科モモ属(←サクラ属)の落葉高木で「アーモンド(Almond)」と言ったほうが早い。花径は4~5センチありソメイヨシノなどよりはかなり大きめ。 “扁桃” の字を見てお気づきの通り、人間の喉の奥にある扁桃腺はヘントウの果実の形が由来。人間の扁桃腺は、“舌扁桃” “口蓋扁桃” “咽頭扁桃” “耳管扁桃” の4種類で、もっとも大きいのが口蓋扁桃。この形がやや平たい卵型で、アーモンドの形に似ていることから名付けられている。口蓋扁桃や咽頭扁桃が炎症を起こして高熱を出すので、私は幼稚園児の頃に摘出手術を受けた。そのため誰でも子供の頃に扁桃腺を切るものだとずっと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。ちなみに従来は扁桃腺と呼ばれていたが、この器官は正しくは “腺” でないため、今は “扁桃” に改められている。
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ヤマルリソウ・5~蓮生寺公園

 蓮生寺公園の山道で毎年姿を見せてくれる「ヤマルリソウ(山瑠璃草)」。ムラサキ科ルリソウ属の多年草で、花径は1センチほど。1週間前はまだチラホラとしか咲いていなかったが、暖かい日差しを浴びて咲き進んできた。咲き始めはややピンク掛かった色だが次第に瑠璃色に変化する。
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