セツブンソウ・１１～地植え

　我が家の庭の隅に現れた「セツブンソウ（節分草）」。去年、鉢植えのものを植え替えした時に、試しに何粒か地植えした球根が一つだけ発芽した。セツブンソウは夏の暑さに弱いので、鉢植えなら夏に涼しい場所に避難させることができる。しかし地植えでは真夏に直射日光が当たり、気持ち良く休眠できないと思っていたが、この株は元気に育ってくれた。次はこのこぼれ種も発芽するかどうか、来年がまた楽しみになる。セツブンソウはキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。

ハアザミ・１～葉

　枯れ草の中でひときわ元気な緑色をしているのは「ハアザミ（葉薊）」。キツネノマゴ科ハアザミ属の多年草で「アカンサス（Acanthus）」とも呼ばれるが、アカンサスはハアザミ属を総称する場合にも使われる。地中海地方原産で日本には明治時代に渡来した。古代ギリシャ建築のコリント様式ではアカンサスの葉を装飾要素とした柱頭が特徴になっている。