カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

「華麗なるカレーパン」

2007-01-31 | おうちカレー
samuraiです。
今日は残業で遅いため、夕食を思案していたのですが、
近所のコンビニでこれを見つけました。



華麗パン(105円)」。
そう、あのキムタク主演のドラマ「華麗なる一族」とヤマザキパンのコラボ商品です。
だいぶ話題に乗り遅れた感がありありですがw
早速いただいてみましょう。

まず外観。



いたって普通のカレーパンですね。
というより、他のカレーパンとの差異を探す方が難しい。
しいて言えば・・・って別にないしw

ま、とりあえず中を見てみましょう。



んーと。
中身もいたって普通。
別段、特別に他のカレーパンと変わったところは見当たりません。
うーん・・・。
(゜A゜;)

まあ、気を取り直していただいてみますか。



まず一口。
揚げたタイプのオーソドックスなパンに、ジャガイモ・にんじん・牛肉などの具材が入ったルー。
中辛と書いてますが、辛さはほとんど感じられません。
21種類のスパイス云々書いてますけど、スパイス香なんか全くしないし。
で、これと普通のカレーパンって何か違うんですかw??

一言で片付けてしまえば、”ふつーのカレーパン”
その一言に尽きますね。
よく言えば、オーソドックス。
悪く言えば、何の感動も目新しさもない。

えーと、このように”カレー”自体を盛り上げようという動きや企画自体には
僕的には賛同する部分もあるわけですよ
が、悲しいかな、味が全然追い付いてない
これは致命的ですね。

で、この企画のプロジェクトチームにも色々あると思うわけですよ。
せっかく”華麗”というキーワードがあるんだから、
単価300円ぐらいの、豪華なカレーパンを作ろう!」とか
鉄平のルックスの甘口、父親の厳格さを出した辛口とかいいんじゃないか?」とか、
そういう意見が交換されていたのではないかと。
が、どこの会社でもキワモノの単発商品というのは勇気がいるもの。
それがコラボレートものなら、なおさらでしょう。
相手の企業の顔を潰すわけにはいきませんからね。

で、結局「じゃあ、万人受けするような味でいいんじゃね?」という談合主義的な
なあなあの結論の果てに、この商品は誕生した気がするんですよね。
まあその結果、見事にお互いを潰し合っているわけですがww。

まあ、僕的に考えられるポイントは以下の3点。
1.300円ぐらいの単価で、豪華な食材を使用する。
2.ドラマのストーリーと絡めた販売。(どこの飯場で鉄平が食べたカレーパンだとか)
3.ゆで卵入りや、ソーセージ入りなどの具材に変化を凝らす。

この上記3点のいずれかを盛り込むことにより、
劇的に変わったと思うんですけどねぇ。

ま、結論としては
”ドラマ人気に便乗して、普通のカレーパンを大量に売っちゃいました。テヘ。”
ってとこですかww。

ということで、企画立案者・開発担当者には猛省を促したい。
次回こそ頑張って下さい。

・NOBLEさんの記事はこちらです。
・辛党さんの記事はこちらです。

お二方にはTBを送らせていただきます。