カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

三軒茶屋「カレー鍋 伝心望」

2007-01-02 | 世田谷区
今日は三軒茶屋にある「カレー鍋 伝心望」というお店を紹介します。
場所は三軒茶屋の駅からツタヤ方面に下った左手の2階にあります。
駅からは徒歩1分くらいの距離ですね。



さてこちらは都内ではここだけであろうと思われる
「カレー鍋」専門のお店です。
カレーうどんは食べた事あるけど、カレー鍋ってのは初めてですね。
もともと兵庫のお店らしく、地元ではかなり有名だそうです。

店内はお座敷とテーブル、カウンターという構成。
白い玉砂利がオシャレな感じです。



店内はほぼ満員で、お客さんの7割方は女性です。
へ~、ちょっと意外。

汁の飛び散りを防ぐため、テーブルには紙エプロンが用意されています。
女性客も多いですし、気配りがいいですね。



あと、テーブルの上には”らっきょう”と”福神漬け”。
さらに”ガーリックチップス”と”カレースパイス”が。




さて、メニューはこちら。



基本の鍋セットに、色々お好みでトッピングを追加していくシステムですね。
トッピングにはにら、ごぼう、プチトマトの野菜類から
はまぐり、エビなどの魚介類とか、
あげもち、ちーちくなどの珍しいものもあります。

ま、とりあえずここは「基本のカレー鍋セット1人前(1890円)」に
焼き豆腐(120円)」、「ブロッコリー(160円)」、「ウインナー(190円)」、「ゆで卵(100円)」、「アスパラベーコン(190円)」の
各トッピングをプラス。

で、福神漬を肴に「エビスビール中瓶(590円)」を飲みつつ、待つこと10分。
まずは鍋が運ばれてきました。



2,3人前用の土鍋にスープタイプのカレールーがたっぷりと。
上には赤唐辛子が1つ浮いてます。
んん~、カレーの匂いが立ち上り始めましたよ。

さて、具材がやってきました。



基本のセットは、大山地鶏のつくね、胸肉、豚バラ、牛の薄切り肉
それに小松菜、レタス、玉ねぎ、しめじ
しめじが大ぶりでいいですねぇ。
で、こちらがトッピングです。



さて、鍋があったまったところで具材を投入。
まずは鳥のつくねと胸肉を入れて3分ほど加熱。
で、頃合を見計らい、玉ねぎとソーセージ、豚バラ肉を投入。



ある程度お肉に火が通った段階で、残りの具材を一気にぶち込みます。
後はひたすら煮て煮て煮るだけです。
で、7、8分ほど煮てだいぶいい感じになりました。
それではいただきますか。



ルーは結構さらさら感があります。
一見カレーうどんのような甘めな味付けを想像していましたが、
ダシが立っていて、結構シャープなお味
煮詰まったらしょっぱいかもと思いましたが、
野菜から出る水分のおかげで、そんなに気にならずサクサクといただけます。

で、ここにガーリックチップを入れることにより、よりコクが増して
一瞬にして力強いカレーに。
卓上のスパイスで辛さも調整出来ますし、万人向ですね。
ほ~、おいしいですね!!

具材はカレーの味を吸い込みつつ、その旨みをルーに与え
煮込むほどに深みのある味に。
そして、煮込むほどにルーの粘度が高くなっていきます。
つくねが軟骨入りでコリコリしていたのもポイント高いですね。
特にレタスは驚きました。
意外にカレーに合うんですよこれが。

ということで、おいしく具材を平らげた後は
鍋のもうひとつのお楽しみ。
そう、”雑炊”ですね!
締めはラーメン・うどんなども選べますが、
ここはやはりご飯でしょう。
ということで「雑炊セット(290円)」を注文。



ご飯と卵、それにねぎと何故かチーズが付いてきます。
では、鍋にぶち込んで、卵でまとめてと。
うーん、おいしそうですね。
それではいただきますか。



様々な具材の美味さを吸ったカレールーを卵がふんわりと包んで。
さらに、チーズが得も言われぬコクをカレーにプラス。
思わず「ボンディ」のチーズカレーを思い出しました。
チーズはかなりいいアイディアだと思います。
おいしいですね!!

ということで予想以上に堪能してしまいました。
これから鍋の季節ですし、こちらはおススメですよ!!
ただ、かなり混んでいるので
行かれる場合は予約をして行った方が無難です。


【お店情報】

カレー鍋 伝心望

住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-14-12 三元ビル2F

電話:03-3487-0751

営業時間:18:00~01:00(L.O.24:30)

定休日:不定休