カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

三軒茶屋・松陰神社「贋作インドカリー マシバシイネツルカモ」

2007-01-28 | 世田谷区
今日は松陰神社にある「贋作インドカリー マシバシイネツルカモ」というお店を紹介します。
場所は、松陰神社商店街の一本横のわき道にあります。



この昭和の香りが色濃く感じられるたたずまいは、
あまりにも街の風景に溶け込みすぎているため
地元の方でも、ここがカレー屋さんだということを知らない方がほとんどですw
しかも、看板や張り紙も一切なし。
事前情報なしに、このお店を探し当てるのはまず不可能と言っていいでしょうww。

店内は2人掛けのテーブルが4つ。
こじんまりとしたお店です。



店内では、昔懐かしいダルマストーブがこんこんと焚かれ
お店全体から郷愁を誘う優しさを感じます。



今日はランチでこちらを訪れました。
メニューはこちら。



こちらのカレーは常時2種類。
週替わり(火曜日切り替え)のカレーと、ドライカレーです。
今週のカレーは「大根と挽肉とひよこ豆のカレー」。
(注:情報は先週のものです。)
ということで、早速「今週のカレー(850円)」を注文。

待つこと10分。カレーがやってきました。



お皿の中央部分にライスが載っていて、
その周りを取り囲むようにカレールーが配置されています。
ライスの上には生野菜のサラダ。
面白いレイアウトですねー。

それでは、いただきます。



サラサラのルーはカルダモンやフェンネルの風味が香り、
辛さも程良く伝わってきます。
ひよこ豆と大根の風味が優しく全体をまとめています。
女性的なカレーと言えばいいでしょうか。
(まあシェフが女性ってのもあるんでしょうけどw)
”贋作”と謳っていながら、なかなか本格的なお味です。
おいしいですね!!

上に載っている生野菜は淡いビネガー風味。
カレーの味を壊さないための配慮なのでしょう。
おいしいですね!
うーん、優しさが目に沁みるw
ライスの固さもちょうどよく、量も多からず少なからず。
僕にはちょうどいいぐらいの量です。
まあ、男性は大盛りで頼んでもいいかもしれません。

余談ですが、こちらの聞き慣れない店名は
この本から取っているらしいです。



この本の中での高杉晋作の「ま しばし いねつる かも
(「まあ、しばらく寝ていたようだなぁ」)という言葉が
こちらの店名になっています。
こういうさりげないセンスがステキです。

幕末の志士、吉田松陰を祀る松陰神社の街で、
同じく幕末の志士である高杉晋作に思いを馳せながら、ゆったりとカレーをいただく。
まさに漢の休日と言えるでしょうww。
おススメですよ!!


【お店情報】

贋作インドカリー マシバシイネツルカモ

住所:世田谷区世田谷4-3-17-101

電話番号/03-3425-2975

営業時間/12:00~15:00、 17:30~20:30(土・日曜、祝日12:00~20:00)

定休日/月曜、第2・4日曜