カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

三軒茶屋「ASIAN SOUL(アジアンソウル)」

2007-01-18 | 世田谷区
今日は三軒茶屋にある「ASIAN SOUL(アジアンソウル)」というお店を紹介します。

場所は三軒茶屋駅から世田谷通りを真っ直ぐ進み、太子堂4丁目のT字路を左に曲がり
100mほど行った右手にあります。



店内はカウンターのみの9席。
カレー屋というよりは、シックなバーと言った方がよさそうな雰囲気です。
落ち着いたバリのリゾート地のバーを想起させます。



インテリアも清潔感があり洒落ていて、
使っている器も温もりがあっていいですね。
カウンターのどの位置に座っても、マスターが作っている所が見えるというのも
ポイント高いですね。



さて、メニューはこちら。
チキンカリー」、「ドライカリー」、「グリーンカリー」、「レッドカリー」の4種類です。




うーん、悩ましい。
で、散々迷った挙句、「ドライカリー(サラダ付)(850円)」をオーダー。

さて、まずはサラダが出てきました。



レタスの上にはパプリカと雑穀を乾燥させたものがパラパラと。
ドレッシングは適度な酸味と甘さが感じられ、食べやすいです。
この雑穀を使うというのも、いいアイディアだと思います。
ヨーロッパ方面では、生のお米を”サラダ”として食べてますし。
おいしいですね!!

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



小ぶりの四角いお皿の上には、ちょうどシングルレコード大のドライカレーがぽんっと。
きっちりとエッジ部分まで整えられたそれは、
あまりの美しさに、崩すことすら躊躇われます。



そして、中央にはカイエンペッパーが降りかかった玉子が鎮座。



うーん、全体的に美しいですね。
が、崩さなければ食べられない。
形あるものは、いつかは滅びる運命ですから。

それではいただきますか。



こちらのドライカレーは水分たっぷりのタイプ。
玉ねぎから出る水分らしいです。
挽肉はかなり細かく、滑らか。
口当たりは甘く感じますが、後から徐々にスパイスが感じられます。
玉ねぎと挽肉の旨みに、トマトの酸味、時々くるチリの辛みが
大変バランスいいと思います。
ご飯も固めで、ルーとの親和性はかなり高いです。
おいしいですね!!

最初の見た目は「ちょっと少なめかな?」と思いましたが、
こちらのお皿は、ちょうどドライカレーの大きさに中央がくぼんでいます
なので、予想以上にかなりのボリューム感があります。
うーん、素晴らしい。

そして、圧巻なのが挽肉の量!
おそらく、普通のお店のドライカレーの2倍ぐらい使うんじゃないでしょうか。
だって、比率がご飯より確実に多いし。



ということで、あっという間に完食。
いやー、大変グレードの高いカレーでした。

帰り際、マスターに「こちらのお皿は特注ですか?」と聞いたところ
いやー、たまたま合うのがありました。結構探したので。」とのお答えが。
しかも、こちらの器は全て”信楽焼”
こういうさりげなさが嫌味じゃなくて、いいですね。

ということで、ドライカレー好きな方にはここはマストでしょうね。
駅からは少し歩きますが、都会の喧騒を忘れ
ゆっくりカレーをいただきたい時に、こちらはかなりオススメですよ!!
次回はチキンカレーを食べてみたいと思います。

【お店情報】

「ASIAN SOUL(アジアンソウル)」

住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-24-16  

電話:03-3424-6177

営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、18:00~22:00(L.O.21:30)

定休日:木曜