市場の熱狂とは何か?
これは株式市場で、人の集団が己の利益を極大化しようと、自己利益の長大化を図り、倫理的な判断や理性を伴う判断を失う様を揶揄している。
これは繰り返される。資本主義という矛盾を内包・許容しながら。
いや、私はまさか共産主義へ行けと言っているわけではない。
共産主義は世界のありとあらゆる場所で失敗した。唯一成功したと言われるのは資本主義国家である日本という皮肉を言われる始末である。
<
ポール・チューダー・ジョーンズ: 私たちが資本主義を見直すべき理由 | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/paul_tudor_jones_ii_why_we_need_to_rethink_capitalism/transcript?language=ja#t-56894
00:40
幸運なことに 私は才能があり 30才の時までには 資産運用の上層部に入ることができて その後30年間、世界市場を相手に マクロ・トレーダーとして働きました その間 市場では多くの異常な出来事を 目にしたり 狂乱市場での取引も行いました そして残念なことに 私たちは 私のキャリアの中でも最悪の状況に とらわれていると言わなければなりません そして市場の熱狂は良くない結果に至る という教訓が繰り返されるのです
01:11
過去50年間に渡り 私たちの社会は 企業や組織を 非常に狭い ほとんど偏執的な価値観で 評価するようになりました 利益を過大評価し 短期的な四半期決算と株価のみを追い その他を顧みなかったのです まるで人間性を 企業から取り去ってしまったかのようです しかし 我々は 都合よく何かの価値を 数字に変えて レゴブロックのように扱うことはしません 個人の生活の中では そんなことはしないのです 誰かの価値を 月収や 銀行の信用度をベースに評価したり しません しかし私たちがビジネスを評価する時 このダブルスタンダードが存在します それが実は 私たちの社会基盤を 脅かしているのです これを見てください
02:10
このチャートは過去40年に渡る企業利益率を 収益の割合で示したものですが 現在、40年来の最高値の 12.5% を つけています あなたが株主なら バンザイという ところでしょう しかしあなたが逆の側にいる人 つまり普通のアメリカ人労働者なら これがそんなに良い状況ではないことが分かるでしょう [(青)企業利益における賃金・福利厚生の割合 (赤)CEOと一般社員の報酬比率 ]
02:36
利益率の拡大は、社会的な富を もたらしません 実際は所得の不平等を悪化させるのです それは良いことではありません しかし 直感的には整合性が ありますね? アメリカの家庭の上位10%が 株式の90%を所有しており 企業利益の大半を手に入れれば その他大勢に残される富は 少なくなります
>
さて、上記講演動画中、「あれ? 日本などの・・・とか言っている割には日本のプロットが無いじゃん? 」と思った人はよーく探してみましょう。
あります。
これは株式市場で、人の集団が己の利益を極大化しようと、自己利益の長大化を図り、倫理的な判断や理性を伴う判断を失う様を揶揄している。
これは繰り返される。資本主義という矛盾を内包・許容しながら。
いや、私はまさか共産主義へ行けと言っているわけではない。
共産主義は世界のありとあらゆる場所で失敗した。唯一成功したと言われるのは資本主義国家である日本という皮肉を言われる始末である。
<
ポール・チューダー・ジョーンズ: 私たちが資本主義を見直すべき理由 | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/paul_tudor_jones_ii_why_we_need_to_rethink_capitalism/transcript?language=ja#t-56894
00:40
幸運なことに 私は才能があり 30才の時までには 資産運用の上層部に入ることができて その後30年間、世界市場を相手に マクロ・トレーダーとして働きました その間 市場では多くの異常な出来事を 目にしたり 狂乱市場での取引も行いました そして残念なことに 私たちは 私のキャリアの中でも最悪の状況に とらわれていると言わなければなりません そして市場の熱狂は良くない結果に至る という教訓が繰り返されるのです
01:11
過去50年間に渡り 私たちの社会は 企業や組織を 非常に狭い ほとんど偏執的な価値観で 評価するようになりました 利益を過大評価し 短期的な四半期決算と株価のみを追い その他を顧みなかったのです まるで人間性を 企業から取り去ってしまったかのようです しかし 我々は 都合よく何かの価値を 数字に変えて レゴブロックのように扱うことはしません 個人の生活の中では そんなことはしないのです 誰かの価値を 月収や 銀行の信用度をベースに評価したり しません しかし私たちがビジネスを評価する時 このダブルスタンダードが存在します それが実は 私たちの社会基盤を 脅かしているのです これを見てください
02:10
このチャートは過去40年に渡る企業利益率を 収益の割合で示したものですが 現在、40年来の最高値の 12.5% を つけています あなたが株主なら バンザイという ところでしょう しかしあなたが逆の側にいる人 つまり普通のアメリカ人労働者なら これがそんなに良い状況ではないことが分かるでしょう [(青)企業利益における賃金・福利厚生の割合 (赤)CEOと一般社員の報酬比率 ]
02:36
利益率の拡大は、社会的な富を もたらしません 実際は所得の不平等を悪化させるのです それは良いことではありません しかし 直感的には整合性が ありますね? アメリカの家庭の上位10%が 株式の90%を所有しており 企業利益の大半を手に入れれば その他大勢に残される富は 少なくなります
>
さて、上記講演動画中、「あれ? 日本などの・・・とか言っている割には日本のプロットが無いじゃん? 」と思った人はよーく探してみましょう。
あります。