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とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

Q.システムのベスト・プラクティスを追及するにはどうすれば良いか? --A.

2016-01-31 15:09:17 | 哲学・社会
私の意見はありません。

Q.システムのベスト・プラクティスを追及するにはどうすれば良いか? --A.ユニットの可視化と組み替えを行う



トム・ウージェック: 厄介な問題を解決したい? ではトーストの作り方を説明してください | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/tom_wujec_got_a_wicked_problem_first_tell_me_how_you_make_toast/transcript?language=ja#t-374636

トーストの作り方を こんどは付箋やカードを使って 表現します するとどうなるでしょう? カードを使うと 多くの人は より明快で詳細で 論理的なノードを 描くようになります 各ステップを分析して モデルを組み上げながら ノードをレゴブロックみたいに いろいろ移動し 並べ替えるんです 当たり前のことに思えるかもしれませんが とても重要なことです 表現し 考え 分析するというのを 短いサイクルで繰り返していくというのは 明快さに到る 唯一の道なんです それがデザインプロセスの 本質的なところです システム理論の研究者が 指摘していることですが 表現を変更する容易さと モデルを改善する気になるかどうかは 相関しています 付箋によるシステムは より流動的であるだけでなく 静的な絵と比べて 一般にずっと多くのノードを含んでいて 内容が豊かになっています

04:34
この課題の第3部では やはりトーストの作り方を描きますが こんどはグループでやります するとどうなるか? こんな風になります 最初はゴチャゴチャしていますが その後もっとゴチャゴチャになっていき それから本当に ゴチャゴチャになります しかしみんなでモデルを 洗練させていくうちに どれが良いノードか わかってきて 繰り返しごとに モデルが明快になっていきます 他の人のアイデアを元に アイデアを出すようになるためです そうして幅のある 個々人の観点をまとめた 統一的なシステムモデルが でき上がります これは通常ミーティングで 起きるのとは ずいぶん違ったことですね こうして作られた絵では ノードの数が20以上になることもありますが 参加者は圧倒されるようには 感じません そのモデルを作り上げるプロセスに 参加しているからです もう1つ興味深いのは グループの人たちは 組織的な構造を自然に 追加するということです たとえば対立を 解消するために 枝分かれパターンや並行パターンを 入れたりします ちなみにこれは 黙ってやった場合の方が ずっと早く ずっと良い 結果が得られます とても興味深いことです おしゃべりは邪魔になるんです

05:41
この課題から得られる 教訓ですが 図は 物事をノードと その間の関連からなる システムとして捉えさせることで 理解を助けます 動かせるカードを使うと より良いシステムモデルが得られます より柔軟に改善が 行われるためです グループでカードを使ってやった時に 最も広範なモデルが得られます 様々な観点が 取り込まれるためです 興味深いことだと思います 適切な環境でチームが 協同作業してできたモデルは 個々人によるモデルより ずっと良いものになるんです

06:11
このアプローチはトーストの作り方を図示する時 とても上手くいったわけですが 何かもっと切迫した 大きな問題に対してはどうでしょうか? たとえば組織のビジョンとか 顧客体験とか 長期的なサステナビリティといった 問題の場合では?

06:28
現在 視覚化の革命が 進んでいて 多くの組織が 難しい問題を 協同で図解することによって 解決しています 動かせるノードと矢印によって 物事を表現できる人たちには 有利な点があると思います

06:44
やり方は すごく簡単です 疑問からスタートして ノードを集め ノードを改良していき それを繰り返すうちに パターンが現れて 明快な理解が得られることで 問題への答えを見出すんです

07:04
この視覚化して繰り返し改善していく というシンプルな活動によって 非常に目覚ましい 結果が得られます ここで注意すべきなのは モデル自体だけでなく この過程を通じて行われる 対話が重要だということです このようにして得られる 視覚的な枠組みは ノードの数が数百から 数千に及ぶこともあります 1つの例はロデールという 大手出版社です ある年に 大きな損失を出して 経営陣は3日かけて 業務全体を視覚化することにしました 個々のシステムに到る 業務全体の可視化を行った後 ロデール社の収入は 5千万ドル改善され 顧客からの評価も DからAに改善されました なぜか? 経営陣が一致した見方を得られたからです 協同で可視化をすることによって 厄介な問題を解決できるよう 組織を手助けすることを 私はミッションとするようになり drawtoast.com という サイトを作りました ここにはたくさんのベストプラクティスが 集められています このワークショップの やり方だとか 視覚言語や ノードと矢印を使った 様々な構造について学び 一般的な問題解決に 応用できます また どこの組織でも直面する 難しい問題を解きほぐすのに使える 様々なテンプレートが ダウンロードできます トーストの作り方を図示する という一見単純な課題が グループで明快な理解や 協力や 一致を得るために とても役に立つのです



人の検知できない物理現象

2016-01-31 14:24:58 | 哲学・社会

デイヴィッド・イーグルマン: 人間に新たな感覚を作り出すことは可能か? | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/david_eagleman_can_we_create_new_senses_for_humans/transcript?language=ja
01:27

そういったものが本質的に見えない という訳ではありません ヘビに見えている世界には 赤外線の一部が含まれているし ミツバチが見る世界には 紫外線が含まれています そして私たちの車の ダッシュボードには ラジオ周波数帯の信号を 捕らえる機械があるし 病院にはX線領域の電磁波を 捕らえられる機械があります しかし私たち自身はそういったものを 感じ取ることができません 少なくとも今のところは そのためのセンサーを 備えていないからです

01:58
それが意味するのは 私たちの体験する現実は 生物としての肉体に 制約されているということです 私たちの目や耳や指先は 客観的な現実を 伝えているという 思い込みに反して 実際には私たちの脳は 世界のほんの一部を サンプリングしているに過ぎないのです

02:21
生き物の世界を 見渡してみれば 異なる生き物は世界の異なる部分を 見ているのが分かります 視覚も聴覚も欠く ダニの世界で 重要となるシグナルは 温度や酪酸です ブラック・ゴースト・ナイフフィッシュの 感覚世界は 電場で豊かに彩られています エコーロケーションする コウモリにとっての現実は 空気圧縮波から 構成されています それが彼らに捕らえられる 世界の断片なんです 科学でそれを指す 言葉があって Umwelt (環世界)と言います 「周りの世界」という意味の ドイツ語です どの生き物もきっと 自分の環世界が客観的現実のすべてだと 思っていることでしょう 立ち止まって 自分の感覚を越えた世界が あるかもしれないなどと 考えはしません 自分に与えられた現実を みんなただ受け入れるのです

03:18
ひとつ意識喚起をしましょう 自分がブラッドハウンド犬だと 思ってください 世界の中心にあるのは 「におい」です 2億という嗅覚受容体を備えた 長い鼻を持ち 濡れている鼻孔は においの分子を引き寄せて捕らえます 鼻孔には切れ目さえあって 鼻いっぱいに空気を取り込むことができます 犬はすべてを においで捕らえます ある日 ふと気づいて 足を止めるかもしれません そして飼い主の人間を見上げて 思います 「人間みたいに貧弱で情けない鼻を 持っているというのは どんなものなんだろう?」 (笑) 「空気をほんのちょびっとしか 取り込めず たった百メートル向こうに 猫がいることや お隣さんが6時間前この場所にいたことさえ 分からないというのは?」 (笑)



ミツバチはその研究対象として多岐に渡るので、別途その記事を書くでしょうが、ひとまずは上記をメモ。

世界を認識する際の人間の不具合

2016-01-31 14:21:19 | 哲学・社会
下記のデイヴィッド・イーグルマンは以前、「時間とは何か」でのディスカバリー・チャンネルの放映から引用した人です。
見た瞬間、あっと思った。


デイヴィッド・イーグルマン: 人間に新たな感覚を作り出すことは可能か? | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/david_eagleman_can_we_create_new_senses_for_humans/transcript?language=ja

私たちの体はとても 小さなものからできていて すごく大きな宇宙の中に いるわけですが そのようなスケールの世界を 私たちはあまり 上手く把握できません 私たちの脳は そういうスケールで世界を理解するようには 進化して来なかったからです。


その通り。人間は、そのスケールを全く認識しないようにできている。

東南アジアの行商の子どもは、隣村に動物園があることを知らなかったが、知った途端に足を運ぶようになった。

旅行をして認識を改めるというのは、そのスケール上の認識の改定である。


実態と認識、そして願望のギャップ--並びに人類の習性

2016-01-31 13:57:42 | 哲学・社会
私の意見はありません。


ダン・アリエリー: 人はどれだけ平等な世界を求めているのか―驚きの実態 | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/dan_ariely_how_equal_do_we_want_the_world_to_be_you_d_be_surprised/transcript?language=ja#t-382685

06:40
では 富がもたらす 他の影響はどうでしょう? 富は 財産だけの話ではないのです こんなことも聞きました― 健康は? 医者にかかって薬がもらえるかは? 平均寿命は? 新生児の平均余命は? これらに対して 望ましいと思う配分とは? 若者の教育は? 高齢者の生涯学習は? わかったのは これら すべてに共通する結果ですが 誰も富の不平等を 好まないということです 富の産物である不平等ですが 人々がさらに嫌がる不平等は 他にもあります 例えば 健康や教育の不平等です さらに 行為主体者性の低い人 つまり 小さな子供や 赤ちゃんに起こる 不平等の是正については 人は特に賛同しやすいことも 分かりました 子供には自らの置かれた状況に 責任がないと考えるからです

07:32
さて ここから 何が学べるでしょうか? 現実との間には2つの格差 「認識のギャップ」と 「期待のギャップ」があります 認識のギャップについて 私たちが探っているのは 人々をどう教育していくかです 不平等や 不平等がもたらすもの― 健康、教育、妬み、犯罪率など― それらへの認識を どう改めさせるかです

07:51
そして期待のギャップについては 自らが真に望むものへの考えを どう変えさせるかです ロールズの定義 ロールズ流の世界の見方 ブラインド・テイスティング方式は 思考から 利己的な動機を 消し去ってくれます もっと大きなスケールで より高い次元で それを実行するには どうすればよいでしょう?

08:10
最後に「行動のギャップ」もあります これらに対して 実際に どう行動するかです 答えの一つとして あげられるのは 自立していない小さな子どものことを 考えることです そのほうが やりやすいからです

労働と怒り

2016-01-31 13:46:28 | 雑感
労務は労務者自体が主体性を持ち、自分の正義を貫きながらきちんと行わなくてはならない。
だがそれ以上に、労務者の人生を狂わせたりしてはならない。

労務における労働の奴隷的扱いというのは時代によって変遷する。
だが、今においては、今の倫理を適用してもいいだろう。
それよりも何よりも、労務者の人生を破壊することはしてはならないのである。


カイラシュ・サティーアーティ: 怒りで世界に平和をもたらす方法 | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/kailash_satyarthi_how_to_make_peace_get_angry/transcript?language=ja

私が投獄された時の話に戻りましょう 奴隷労働から数十人の子供達を救い 親元へ返すという事に喜びを感じていました 子供を1人でも解放できた時の喜びは 言葉では言い表せません ある日デリーに帰郷しようと 電車を待っていた時の事です 何十人もの子供が電車から 降りてくるのを見ました 人身売買された子供達です 私は 彼らを捕まえて 警察に届けたのです すると警察は手を貸してくれるどころか 私を小さな留置所に 動物のごとく投げ込んだのです 私が憤った夜のことでした しかし ここで最高のアイデアが生まれたのです 「子供を10人解放し続けたなら50人になる それがまだできていない でも消費者パワーを使えば これが出来るんじゃないか」と なんと これは世界初の取り組みで 私は世界の消費者に呼びかけ 「児童労働で作られた商品を拒否しよう」 というキャンペーンを始めたのです ヨーロッパやアメリカでは成功し 児童労働者が 南アジア諸国で80%減少しました (拍手)


私は決して児童労働の被害者ではない。
むしろアルバイトをして早く稼ぎたいとも思った。

だが、行き過ぎの労働は酷使から人生の破壊を導き、それは社会全体に損失をもたらすことに他ならない。