とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

表面コーティングや服の生地の反射などの良デザイン

2021-11-27 10:33:51 | 映像作品
どのような衣服がいいのか? どのようなネクタイがいいのか? どのような車がいいのか? 

そのようなデザイン性を選ぶ時、その外観における立体裁断や形態や流線型などの外観デザインを主に人は見る。

一方で、それ以外のファクターについても、そのデザインに対する評価を上昇させるポイントがある。
それは表層におけるデザインだ。
これはどのように反射をするか、どのような細かい意匠が施されているのかなどがそのポイントになる。これを見ていこう。

1.パール光沢
金属光沢(クローム)とは異なり、鏡面反射ではなく、微量な反射をする粒子が密に埋め込まれているのがこの形式。


2.金属光沢
金属による鏡面反射。人が美しいと思うものに対するスタンダード。ここが基本となる。

3.マット
光沢だけではなく、反射しない方が良いケースもある。

4.絹光沢

ナイロンでポリエステルで同じような光沢を出すものもあるが、そういったものは安物だと言って忌避される傾向。
ただ、安物で良いと言う判断の時には、「ナイロン+ポリウレタン」の組み合わせで光沢が出せる。

5.フォト光沢紙

6.ボディオイル

7.レース模様(手芸など)


さて、デザインと言うものは難しい。
デザインは付与すればするだけ良いと言うものではなく、それがあるが故に不純物がついたのだと思って価値が下がることがある。
例えば、無地のTシャツが欲しいのに、中央に何か余計なプリントがついているので買わない、と言ったような、価値をつけたつもりが価値が下がる例である。

逆にあるべきところに無いものと言うのは価値が収まらない。
サティが「(日常の生活に邪魔にならない)家具の音楽」と言ったように、メインで主張するデザインとは相反しない、それを強固に補足し、下支えをするというデザインが望ましい。

どこまで物品があるべきか、どこまで物品がないべきなのかというのは難しいが、そのバランスを見て作品を構成していくべきだろう。
ハリウッドのようにてんこ盛りにして全部のせにするか、一品ものをすっと出すのか。



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