まずは辞書の説明から。
<
思う/想う/憶う/念う(おもう)の意味 - goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%80%9D%E3%81%86/
おも・う〔おもふ〕【思う/▽想う/▽憶う/▽念う】 の解説
[動ワ五(ハ四)]
1 ある物事について考えをもつ。考える。
㋐判断する。信じる。「これでよいと―・う」「そうは―・わない」「自分の―・ったとおりに行動しなさい」
㋑決心する。決意する。「新しく事業を始めようと―・う」「―・うところがあって酒を断つ」
㋒あやしむ。疑う。「変だと―・った」「そんなことがあるはずはないと―・っていた」
2 眼前にない物事について、心を働かせる。
㋐推量する。予想する。「この本はいくらだと―・うか」「―・わぬ事故」
㋑想像する。「―・ったほどおもしろくない」「夢にも―・わなかった」
㋒思い出す。追想する。回顧する。「亡き人を―・い悲しくなる」「あのころを―・えば隔世の感がある」
3 願う。希望する。「―・うようにいかない」「背が高くなりたいと―・う」
4 心にかける。心配する。気にする。「君のことを―・って忠告する」「このくらいの暑さは何とも―・わない」
5 慕う。愛する。恋する。「故郷を―・う」「心に―・う人」
6 ある感じを心にもつ。感じる。「別れは悲しいと―・う」「歓待されて心苦しく―・った」
7 表情に出す。そういう顔つきをする。
「もの悲しらに―・へりし我 (あ) が子の刀自 (とじ) を」〈万・七二三〉
→考える[用法]
>
これでは不足しているので私から補足する。
「思う」と言うのは個人の思慮の中での想定のことだ。
なので現実とは区別して使用する。
よく仕事で「思う」と言う言葉を使って叱られる若い人もいるだろうが(私も同じ)、これがよくないのは現実に発生した結果のみを伝えるべきであって、現場運用に当たっては個人的思慮や意見は不要であるからである。
それでも推測や推定を求められた時には、「現況は不明だが、周辺の状況から言って〇〇ではないかと想定される(これは一次報告なのであって、いずれ発生事実を突き止めて、それを追って連絡する)」と言う風に使う。