とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

社会人類史の考察と自分の現況の比較

2017-10-28 22:52:39 | 雑感
サラリーマンとは現代の奴隷である。

そういう文言は聞いたことがあるようなないような、いずれにしてもそういう皮肉が通底するくらいには、現代、特に現代日本とは社会が疲弊している。

ジェリー・トナーの「奴隷のしつけ方」を読んでいるが、最初は一次資料には全く使えないという認識くらいではいたのだが、しかし著者がいくつかの資料を元に合成した話を、分かりやすい形で当時のローマ時代の話として紹介している手法のこの書籍は、当時社会を知るために大変親切な書籍であると思うようになった。

この本を読むに当って思ったのは、やはり「サラリーマンとは現代の奴隷である」と言うことなのである。

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さて、当時のローマの市民と奴隷の違いは何か、と言うと、それは自己所有権の有無の差であると言わざるを得ない。
市民にはあらゆる自由が認められているが、奴隷には自由が認められていない。
具体的に言えば、行動の自由、階級格差による認識によっての制限、命令遂行の義務、労働の義務などがある。

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人間は矛盾する存在である、とはよく言われる話である。
ではどの辺りが矛盾しているのだろうか。
争いごとが好きな割には、平和を希求し、自己が誰にも仕えたくないと思うと同時に他者を従えさせようとしている。
理性を重んずる割には本能のくびきから逃れられず、正義を自認する割には暴力の行使を止めることができていない。

人間の認識的には、自らを「清く、正しく、美しく」と自認する傾向にある。
そういう命令コードが、我々人類のDNAにそう書かれているのであろうから、私達もそうしたなりに生きていきましょう、と言う具合だ。

ただ、私から補足するとそれだけではないように思える。
人間には自然とそう思うようにできているようなDNAが、生命の命令プログラムとして書かれているだろうことは認めるが、その一方で、それとは反する命令プログラムが、前述のプログラムとは別に、かつ、同時進行で書かれているのが問題なのだ。

とあるプログラム群があったとしよう。そのプログラムは自己複製をして、どんどん母数が巨大になっていくが、自己複製するたびに「揺れ」が生じる。そのプログラムの出来合いの良し悪しに差が生じていくのだ。こうしてあらゆる判断尺度の数直線に序列が生じていく。

あるAと言うプログラムは処理が速いが、こちらのBと言うプログラムは遅い、あるいは処理の負荷がコスト的に高い、安い、あるいはプログラムの量自体が大きい、小さい、あるいは・・・あるいは・・・
その全てのプログラムには、そうした揺れが生じているが、しかし共通して書かれている命令もある。
「集団化した時に、序列のトップに立つことを希求せよ」である。

しかしここで矛盾が生じる。そのプログラム群自体の全ての個体が、自らに書かれている命令を実行できるわけではない。
プログラムには良し悪しがあって、下位プログラムは、序列のトップに立つことができない。
よって、自らの序列トップに立てない理由を何らかの形で合理化、あるいは別の尺度でのトップを目指すことによってそれを満たそうとする。

「俺は足が遅いが絵がうまいからそっちでトップに立とう」だとか「二番手でもOK」だとか「世界でオンリーワンであればいい」だとかそういう方向だ。

あるいは、そのプログラムには自らの複製後に、自身が衰弱して自滅するプログラムも組み込まれているが、それと同時に永遠に生きていたいという欲求もある、と言う矛盾した状態も内包している。

この矛盾した心理を妥結し、体系化したのが宗教である。

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奴隷の話に戻ろう。

人間は誰しも奴隷になどなりたくはない。しかし社会集団化した場合、良し悪しの序列から、その格差を生み出すのは人間社会の常であり、帰結すべき本能行動であった。

そこで「俺らはサラリーマンだから」などという具合に、自分の矛盾した心理状態に妥結を試み、大衆の社会文化思想と課している。
しかしこれは欺瞞である。その本質は、下位層における被搾取形態であって、度合いが異なるだけの奴隷と何ら本質的に変わりはない。
サラリーマンとはなんぞやと問うと、自らの人生を犠牲にして資本搾取されている存在であり、本来の人間が理想論としてとりうるべき形態でないことに人間社会は気づくべきなのである。

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頭の中での映像加工は一般的ではないのか? 

2017-10-28 13:16:43 | 映像作品

Temple Grandin: テンプル・グランディン: 世界はあらゆる頭脳を必要としている | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/temple_grandin_the_world_needs_all_kinds_of_minds/transcript?language=ja#t-195480

絵で考えるという事は脳内で 映画を観るようなものです 私の脳はGoogle画像検索に近い 子供の頃 自分の思考法は変わっていると知らず みな絵で考えていると思っていました “Thinking in Pictures”という本を書くために 人々に思考方法を尋ねました そこで 自分の考え方が 人と違うことを知り ショックを受けました 「教会の尖塔について考えよう」と言えば 大半の人は一般的なものを想像します この会場では違うかも知れませんが 他の多くの場所では真実です 私の場合はGoogle画像検索のように 具体的な画像が次々と浮かんでくるんです 映画の中でも上手に描かれていて 「靴」という言葉が発せられると 50年代60年代の 靴がたくさん 私の脳内に浮かぶんです

これは私が子供の頃の教会です これくらい具体的です フォートコリンズや 有名な教会なんかですね こんな感じで次々と浮かび上がるんです 画像検索のごとく 即座に現れます 一枚ずつです そこに 雪を降らせてみたり 雷を加えてみたり イメージを保持して 動画に出来るんです


???????

いやこんなの誰でも普通にできるべ。
一般的にこういうことはできないの? 
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半額セールになっていないバナナ

2017-10-28 12:06:29 | 最近の出来事
近くのスーパーでは、木曜日の夜21:00くらいにバナナが半額で売っているので、バナナを買うとするならばそれを買っているのだが、昨日は久々に「普通にバナナが食べたい。半額でなくても」と思って、通常価格のバナナを買ったわけなのだが、今これから食べようとしているバナナの袋に半額のシールが貼って無くて、「あれ、こんないいのを食べて良かったんだっけ」とか言う、罪悪感とも贖罪感ともつかない、謎のもやもやに私の心は包まれている。

ですが、せっかく買ってきたものですので、おいしくいただきます。

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【韓国】「欧州や日本に先んじる韓国のK-折り紙の歴史を世界に広く知らしめる」 紙文化財団・世界折り紙連合

2017-10-28 00:49:41 | 海外・国内政治情報等
だから、Kとかつけたら本流じゃなくて亜流ですよ、後発なんですよ、と自己紹介していることになぜ気が付かない。


【韓国】「欧州や日本に先んじる韓国のK-折り紙の歴史を世界に広く知らしめる」 紙文化財団・世界折り紙連合
http://gensen2ch.com/archives/72903268.html

■来月11日、国会で折り紙の歴史を探る初フォーラム
紙文化財団「K-折り紙で韓流先導する土台作り」

(ソウル=聨合ニュース)ワン・ギルファン記者

韓国折り紙の歴史を学術的に探るフォーラムが初めて準備される。

紙文化財団・世界折り紙連合(理事長ノ・ヨンヘ)は、11月11日に「紙文化の日」を迎え、国会議員会館大会議室で、共に民主党のソル・フン、ユ・ウンヘ、キム・ミンギ議員と共同で「第1回、大韓民国折り紙(K-Jong ie Jupgi)歴史フォーラム」を開催すると、23日明らかにした。

フォーラムは、大韓民国紙文化達人代表作品展と折り紙・紙文化遺物展などの展示観覧行事、キム・ヨンマン紙文化財団生涯教育院長の折り紙試演、開会式、主題発表と討論、質疑応答の順で進行される。

開会式には、チョン・セギュン国会議長、ト・ジョンファン文化体育部長官、イ・オリョン韓中日比較文化研究所理事長が出席して、祝辞と歓迎の言葉を述べる予定だ。

第5回大韓民国紙文化達人授賞式、「韓半島平和統一と世界平和祈願三角帽8千万折り運動」合紙式、希望の紙飛行機を飛ばしイベントも続く。

主題発表は、チェ・クムソク/淑明女子大学教授(三角帽子・色糸箱・福巾着)、キム・テヨン/大邱大学教授(紙花)、ク・ミレ/民俗学博士(位牌・バジチョゴリ・折鶴)、クム・ボクヒョン/チョンゴク扇研究所長(葛帽・傘・百摺扇)、イ・グァンヨン/韓瑞大学教授(スンギョンド遊び)が、順に発表することになった。

発表後、イ・グァンホ/国立民俗博物館民俗研究課長(座長)、ユク・ヒョチャン/ソウル文化芸術大学教授、イ・ヒョンモ/在外同胞新聞代表、ワンギルファン/聨合ニュース韓民族ニュース部記者、パク・アムジョン/ソウル特別市博物館協議会会長、パク・キテ/サイバー外交使節団バンク団長、イ・ギルベ/文化財庁無形文化財課長などのパネルが参加する討論が行われる。

ノ・ヨンヘ理事長は「紙は知恵と平和を象徴しながら、折り紙は数学・科学・芸術であるから望ましい創意・人格と創造性などを育てて、21世紀文化芸術時代と4次産業革命時代に資する」とし、「我々の先祖の暮らしに深々と根づいていた折り紙文化のルーツを発掘し、考証して発表する今回のフォーラムは、折り紙の歴史の再確立を通じて、伝統文化に対する自負心とプライドを鼓吹するために準備するもの」と説明した。

彼女はさらに、「欧州や日本などに先んじる我が国の折り紙の歴史を広く知らしめて国家ブランドを高め、健全な国民生活文化芸術の発展に尽くすだけではなく、新韓流創造文化としてK-折り紙が世界化に寄与する目的もある」と加えた。

行事は、国会教育文化体育観光委員会、文化体育観光部、文化財庁、国家基幹ニュース通信社連合ニュース、文化遺産国民信託、韓国国際協力団、国立民俗博物館、韓国博物館協会、高麗大学博物館などが後援する。

http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=001&aid=0009626220

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元テスラ幹部が予言する「日本車」の未来 EVシフトで泣く会社・笑う会社はどこか?

2017-10-28 00:46:00 | IT・ビッグデータ・新技術
まあ、未来予測は、予測専門家こそが間違うと言うくらいに見通しが立たないもので・・・


元テスラ幹部が予言する「日本車」の未来
EVシフトで泣く会社・笑う会社はどこか?
2017年10月17日
http://toyokeizai.net/articles/-/193268

米テスラが普及価格帯に初めて投入した最新車種「モデル3」。価格は3万5000ドル(約400万円)から。テスラ車に搭載される電池は日本のパナソニックが独占供給する(写真:テスラ)
電気自動車(EV)の製造コストの約半分を占めるといわれる車載電池。市場の本格拡大を前に、電池メーカーによる投資が加速している。
その好機をとらえたのが日本のパナソニックだ。米EVメーカーのテスラに車載電池を独占供給する。テスラが今年7月に出荷を始めた新型車種「モデル3」向けの電池工場「ギガファクトリー」はテスラ、パナソニックの共同出資で稼働。地元自治体を含めた投資総額は約5000億円ともいわれる。
両社がこれほどまでに強固な関係を築き上げた背景には、パナソニックに15年間勤務した後にテスラに入社し、電池部門のトップを務めたカート・ケルティ氏の存在がある。今年7月にテスラを退社した同氏に、EV市場の今後について聞いた。
テスラとパナソニックの関係は先駆的

――EVの普及に伴い、車載電池が足りなくなるという懸念があります。

EV市場はどんどん伸びるが、車載電池市場は急激には伸びない。供給能力が限られているからだ。電池製造に大規模な投資を今すぐに始めなければ、数年後に電池が足りなくなる。テスラとパナソニックはギガファクトリーへ大きな投資をしているが、他メーカーはそこまで大きな投資をしていない。

近いうちに電池メーカーは逆に顧客を選べるようになる。電池メーカーが投資しなくても、自動車メーカーが資金は出すからとにかく工場を作ってほしい、となる可能性もある。

テスラとパナソニックの関係は先駆的な例だ。テスラは土地と建物への投資と設計を行い、パナソニックは設備に投資する形で分担している。両社は生産体制の最適化でも協力している。いま多くの自動車メーカーはさまざまな電池メーカーと同時に付き合っているが、それでは電池メーカーも何千億円の投資に踏み切りにくい。やはり大きな投資を実現するには、深い関係を作らないとダメだ。そうなれば電池不足は解消されるかもしれない。今、自動車メーカーと電池メーカーがどのような提携や投資をするかが、3~4年後に大きな影響を与える。

――EVの航続距離を決める大きな要因が車載電池です。電池の進化による航続距離の長距離化はどこまで進むと考えていますか。

現行のEVはすでに500キロメートルくらいまでは走れる。ただ、これ以上必要かどうかは疑問。日常生活でそれ以上走ることはまれだからだ。それなら最終価格をより安くできるような開発をしたほうがいい。

そもそも、EV化で車のライフサイクルは長くなる。いまガソリン車は累計15万マイル(約24万キロメートル)ぐらいで寿命を迎えるが、EVだと将来的には50万マイル(約80万キロメートル)くらいは走れるようになる。電池やモーターがもつからだ。そうなれば、購入価格は高くても使用期間全体のコストで考えればEVのほうが安くなる。そのほうが重要だ。
当面は従来型のリチウムイオン電池が優位か

――次世代電池の全固体電池はいつ実用化されると思いますか。

トヨタ自動車が全固体電池を開発していることが話題になっているが、実用化はまだまだだと思う。今後10年間で実現するかどうかも疑問だ。電池の寿命やエネルギー密度、生産コストなどさまざまな問題がある。

今後5〜10年間は従来型のリチウムイオン電池の性能が改善し続けるため、全固体電池が性能と製造コストにおいて追い抜くことは難しいだろう。加えて、リチウム金属電池のようなほかの技術が全固体電池の前におそらく商品化されるはずだ。電池の性能やコストには改善の余地があるうえ、市場は急拡大している。車載電池事業に参入するにはエキサイティングな時期だ。

――次世代車として、燃料電池車に取り組むメーカーもあります。

トヨタとホンダが燃料電池になぜ取り組んでいるのか理解できない。EVと比べエネルギー効率も環境に対してもよくない。EVにはおそらく十分に力を入れていないのだろう。トヨタとホンダはハイブリッド車(HV)に力を入れてきた分、HVをもっと売りたいというのであればわかるが。

――一方で、日産自動車はEVメーカーとしては先駆けです。日産をどう評価しますか。

カルロス・ゴーン会長の考え方はすばらしい。ビジョンを持っている。(日産のEVが)思ったより売れていない理由はいろいろあると思うが、新型の「リーフ」は航続距離も長くなり、改善されつつあるのは間違いない。もっと売れると期待している。

――テスラが高級車で成功したのに対し、日産はどちらかというと大衆向けにEVを売ろうとして苦戦している印象があります。

先ほど話したように、車が50万マイル走れるようになれば、そんなに安いEVを開発する必要はない。日産はいつもマーケティングがちょっとずれているのではないかと思う。もっと長くもつ車を造ることに力を入れたほうがいいのではないか。

――いつEVの販売台数がガソリン車の販売台数を超えますか。

投資銀行の推定では、EVが2025年に自動車市場の10~15%を占めるようになるとされているが、大間違いだと思う。2025年にはEVがガソリン車を凌駕しているだろう。私の故郷のカリフォルニア州パロアルトでは、すでに新車販売の22%がEVだ(記者注:パロアルトはテスラの本社所在地)。

一方、車の販売台数は今は年間1億台だが、EV化で車の寿命が延びれば減る。より減り方が大きいのは当然ガソリン車。だからいまEVを造っていない会社、特にトヨタとホンダは困った事態になるだろう。
EVを造れない会社には厳しい将来

――なぜテスラを退社したのでしょうか。

私がテスラに入社した2006年、テスラは(最初の生産モデル)「ロードスター」の開発中だったが、当時からその次に「モデルS」、そしてモデル3を造る計画をすでに持っていた。それがいま計画どおりになっている。ベンチャーが当初の計画どおりにビジネスを進められることはたいへん珍しいと思う。

私のテスラ最後の日はモデル3が初めて出荷された日で、辞めたのはその日をもってやりたいことはやり切ったからだ。もともとテスラに入ったのはEVを普及させるためだった。だから、テスラが成功するかどうかより、自動車業界全体が本腰を入れてEVを造るようになるのが目標だった。そして今は実際にEVの時代になっている。日本のメーカー以外はどこもEVに力を入れている。EVを造れない会社は将来が厳しい。

そして、EVの時代が実際に来たので私がテスラにいる必要はなくなった。私のテスラ入社当時は、テスラが日本企業とビジネスを始める時期だったが、(パナソニックとの協業を強化するという)はっきりとした役目が私にはあった。しかし、いまやテスラとパナソニックの関係は盤石になった。今後の成功はテスラの大量生産が軌道に乗るかにかかっている。私の役目はもう果たした。今後はテスラに入社したときのように初心に返り、環境、特に地球温暖化対策に力を入れるため、植物工場のベンチャー・米「Plenty」に参画する。

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