第二期の「神様はじめました◎」であるが、その感想。
・全体的にやや失速。第一期の12話くらいのテンポ。
若干テンポは速くて良し。
法廷速度の80%で走っていたような感じだったが、いや、こちとらF1とかゼロヨンとか、ブッチ切ったやつを見たいのですよ・・・とは言いつつも、元が女子向けのマンガであるので、私のような物言いは無粋であるか。
いや何、グレンラガンとかキルラキルとか、アニメ界のマクラーレンと比較するのはいかんことかもしれないが、どうしてもテンポの良さを求めてしまう(1期のテンポに問題は無かった)。
・何? 金か? 金の問題か? 予算があればテンポ良くなるのか?
・高須さああああん! 高須克弥さあああああん! ここに金ブチ込んで下さああああい!
・改めて考えると、一人の女の子の主人公に男がわらわら寄って来る逆ハーレムの構成となっている。
・山崎バニラさんの暴走が楽しい「こっち来いよ、噛まねーよ」
・やはりというか、物語にはカタルシス(心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること(三省堂辞書))が必要で、今回のものはそれが無かった(1期はあった)。マンガ原作であるから、どこのエピソードを12~13話構成としてアニメに抽出するのかが難しいのであるが、期を通して、「主人公に課された課題とその克服」を描くというのがベストシナリオであって、今回の製作はその抽出が困難であったのだろう。
中途半端で終わった感が否めないが、しかしいい作品であることには変わりない。
・その点グレンラガンはこれが秀逸であった(人類どころか生命の封印に対する解放、そして絶対的絶望に対する克服という究極的課題があったので。見た後は超スッキリする)。
・という「必ず終局的にスッキリする」というストーリーを楽しむのではなく、この作品が織り成す面白さを享受できればいいのだろう。フランス料理に比較して、日本のご飯と味噌汁と焼き魚はカタルシスが無いとか言っても、その比較には意味が無い。それぞれの持ち味が発揮されればそれでいいのだ。
・私が仮にこの作品を書いたとなると、「日本が今落ち込んでいるという社会的課題から、日本神道の視点をもって、このように生きればいいんだよ&現状をブチ破って次の未来へ」的な説教アニメに変わる。うーん、面白くなさそうだ。
・キャラクターが全員立っているというのが面白い。
女性が求める理想の男性像がこういうものなんだな、というのがよく分かる(そして私にはその理解が無かった)。
・天狗のバリエーションよくあれだけつけられるな、と感心。これは「うしおととら」を読んでいた時でも同感だった。
・よく調べ上げている。だが、京都の鞍馬山であれば京なまりの方が良かったのかも・・・と(花の慶次ではきちんと地方弁を話していました)。
・全体的にやや失速。第一期の12話くらいのテンポ。
若干テンポは速くて良し。
法廷速度の80%で走っていたような感じだったが、いや、こちとらF1とかゼロヨンとか、ブッチ切ったやつを見たいのですよ・・・とは言いつつも、元が女子向けのマンガであるので、私のような物言いは無粋であるか。
いや何、グレンラガンとかキルラキルとか、アニメ界のマクラーレンと比較するのはいかんことかもしれないが、どうしてもテンポの良さを求めてしまう(1期のテンポに問題は無かった)。
・何? 金か? 金の問題か? 予算があればテンポ良くなるのか?
・高須さああああん! 高須克弥さあああああん! ここに金ブチ込んで下さああああい!
・改めて考えると、一人の女の子の主人公に男がわらわら寄って来る逆ハーレムの構成となっている。
・山崎バニラさんの暴走が楽しい「こっち来いよ、噛まねーよ」
・やはりというか、物語にはカタルシス(心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること(三省堂辞書))が必要で、今回のものはそれが無かった(1期はあった)。マンガ原作であるから、どこのエピソードを12~13話構成としてアニメに抽出するのかが難しいのであるが、期を通して、「主人公に課された課題とその克服」を描くというのがベストシナリオであって、今回の製作はその抽出が困難であったのだろう。
中途半端で終わった感が否めないが、しかしいい作品であることには変わりない。
・その点グレンラガンはこれが秀逸であった(人類どころか生命の封印に対する解放、そして絶対的絶望に対する克服という究極的課題があったので。見た後は超スッキリする)。
・という「必ず終局的にスッキリする」というストーリーを楽しむのではなく、この作品が織り成す面白さを享受できればいいのだろう。フランス料理に比較して、日本のご飯と味噌汁と焼き魚はカタルシスが無いとか言っても、その比較には意味が無い。それぞれの持ち味が発揮されればそれでいいのだ。
・私が仮にこの作品を書いたとなると、「日本が今落ち込んでいるという社会的課題から、日本神道の視点をもって、このように生きればいいんだよ&現状をブチ破って次の未来へ」的な説教アニメに変わる。うーん、面白くなさそうだ。
・キャラクターが全員立っているというのが面白い。
女性が求める理想の男性像がこういうものなんだな、というのがよく分かる(そして私にはその理解が無かった)。
・天狗のバリエーションよくあれだけつけられるな、と感心。これは「うしおととら」を読んでいた時でも同感だった。
・よく調べ上げている。だが、京都の鞍馬山であれば京なまりの方が良かったのかも・・・と(花の慶次ではきちんと地方弁を話していました)。