実はこの映画は他と違って一度見たことがある。
よって結末も知っている。
確認したいことがあって再視聴した。
かなり年月も経っているので、感想も違うだろうということも含めての視聴である。
・35:06。途中、何もない唯の平凡な凡人であったワースが、実はこの機構の一部に関わっていたことを明かす。咎めるメンバー。
・が、それに対してワースは回答する。会話は次の通り。
「外殻を造った」
「何をですって? 」
「外殻・・・石棺だよ」
「あなたが? 」
「外側だけだ 内部のことは何も知らない」
「カラの外殻の設計図を描いた ”立方体(キューブ)”の」
「キューブ? 」
「なぜ黙っていたの」
「これが何だか知っていたのね」
「違う」
「ワース ウソはよせ」
「知らなかった」
「裏に誰が? 」
「知らない」
「雇い主は」
「聞かなかった 誰にも会ってない 何人かと電話で話した 皆一部しか知らない 何を造っているか── 誰も興味ない」
「たわごとだ」
「知ってたんだろ お前は── どっぷり漬かってる」
「違うわ 連中の手口よ 誰の仕業か正体を明かさない 親玉は表に出ない」
「親玉とは? 」
「組織は皆同じよ 国防総省 多国籍企業 警察だって 各々が小さな部品を作る 実はそれが地下の”死のマシン”の大事な一部なのよ やっぱり 思った通りだった 言ったでしょ 妄想なんかじゃないわ ここを脱出して暴露しなくちゃ」
「あんたは分かってない」
「なら教えて 知りたいわ」
「理解できまいが 陰謀などない 誰にも責任はない 計画を誤ったための愚かなミスなんだ 分かるか? 悪の親玉などいない」
「それが説明か? 」
「最良のね 上には誰もいないという結論だ」
「許可した者がいる」
「俺たちだけが知っている」
「何も知らない」
「誰より知っている 知ってた者がいても──解雇されたに違いない 建造の目的は──どこかに行っちまった これは忘れ去られた永遠の公共事業さ 誰も尋ねない 大事なのは保身と給料だけさ 何か月もかかるいい仕事だった」
「なぜ中に人を」
「造ったからさ 使わないと無意味だ」
「実際意味がない」
「そこが肝心なんだ」
「それじゃ状況は──想像以上に悪いのね」
「いいや 哀れなだけだ」
(中略)
「俺たちは全体の一部だ 各自の仕事をしてる 言ってたよな ”目の前のことを考えろ” 誰も全体を見たいとは思わない 人生は複雑だ 現実を直視しよう ここに来たのは──不可抗力だ」
「世界は破滅する? 」
「ええ そうよ 今迄どんな人生を? 私は7歳から責任を感じてたわ あきれた ”人を責めるなら石を投げよ” 」
・1:04:51。
「ここは? 」
「知らないわ」
「ここはどこなんだ? 」
「自分で考えて」
「あなた何もせず──人を怖がらせるだけ 人殺し!
・1:08:06。
「数字は地図上の座標」
「ああ」
「動く点の位置を示す方法は? 」
「”再配列”だ」
「部屋が通る座標のリスト」
「どこから何回どこへ動くか分かる」
・1:08:38。
「今まで見ていたのは起点だけだった」
「動き出す前のキューブの姿よ」
「27・・・」
「出口が分かった」
「さっきの部屋憶えてる? 26より大きい座標の」
「あの部屋はキューブの外側にあるのよ」
「ブリッジか」
「その通り」
「元の位置にあればね」
「こうよ」
「初めはブリッジだけど」
「迷路の中をあちこち動き回る」
「そしていつか元の位置に戻る」
「じゃブリッジは・・・」
「一時的に外へ」
「まるで巨大なダイヤル錠」
「初め錠は開いているけど」「配列が変わると閉まる」
製作元のカナダでも、あるいは全世界でも同じことを言われただろうが、私も書いておく。
これは現実社会を示している。いつの間にか自分自身で組み上げた死の機構によって、自分自身を殺しかけている。
そこでは脱獄の天才、暴力的で抑圧する警官、医者、数学部学生、設計者、実生活はできないが数学の天才であった知的障害者・・・
この社会では最後の一人だけ生き残る。
よって結末も知っている。
確認したいことがあって再視聴した。
かなり年月も経っているので、感想も違うだろうということも含めての視聴である。
・35:06。途中、何もない唯の平凡な凡人であったワースが、実はこの機構の一部に関わっていたことを明かす。咎めるメンバー。
・が、それに対してワースは回答する。会話は次の通り。
「外殻を造った」
「何をですって? 」
「外殻・・・石棺だよ」
「あなたが? 」
「外側だけだ 内部のことは何も知らない」
「カラの外殻の設計図を描いた ”立方体(キューブ)”の」
「キューブ? 」
「なぜ黙っていたの」
「これが何だか知っていたのね」
「違う」
「ワース ウソはよせ」
「知らなかった」
「裏に誰が? 」
「知らない」
「雇い主は」
「聞かなかった 誰にも会ってない 何人かと電話で話した 皆一部しか知らない 何を造っているか── 誰も興味ない」
「たわごとだ」
「知ってたんだろ お前は── どっぷり漬かってる」
「違うわ 連中の手口よ 誰の仕業か正体を明かさない 親玉は表に出ない」
「親玉とは? 」
「組織は皆同じよ 国防総省 多国籍企業 警察だって 各々が小さな部品を作る 実はそれが地下の”死のマシン”の大事な一部なのよ やっぱり 思った通りだった 言ったでしょ 妄想なんかじゃないわ ここを脱出して暴露しなくちゃ」
「あんたは分かってない」
「なら教えて 知りたいわ」
「理解できまいが 陰謀などない 誰にも責任はない 計画を誤ったための愚かなミスなんだ 分かるか? 悪の親玉などいない」
「それが説明か? 」
「最良のね 上には誰もいないという結論だ」
「許可した者がいる」
「俺たちだけが知っている」
「何も知らない」
「誰より知っている 知ってた者がいても──解雇されたに違いない 建造の目的は──どこかに行っちまった これは忘れ去られた永遠の公共事業さ 誰も尋ねない 大事なのは保身と給料だけさ 何か月もかかるいい仕事だった」
「なぜ中に人を」
「造ったからさ 使わないと無意味だ」
「実際意味がない」
「そこが肝心なんだ」
「それじゃ状況は──想像以上に悪いのね」
「いいや 哀れなだけだ」
(中略)
「俺たちは全体の一部だ 各自の仕事をしてる 言ってたよな ”目の前のことを考えろ” 誰も全体を見たいとは思わない 人生は複雑だ 現実を直視しよう ここに来たのは──不可抗力だ」
「世界は破滅する? 」
「ええ そうよ 今迄どんな人生を? 私は7歳から責任を感じてたわ あきれた ”人を責めるなら石を投げよ” 」
・1:04:51。
「ここは? 」
「知らないわ」
「ここはどこなんだ? 」
「自分で考えて」
「あなた何もせず──人を怖がらせるだけ 人殺し!
・1:08:06。
「数字は地図上の座標」
「ああ」
「動く点の位置を示す方法は? 」
「”再配列”だ」
「部屋が通る座標のリスト」
「どこから何回どこへ動くか分かる」
・1:08:38。
「今まで見ていたのは起点だけだった」
「動き出す前のキューブの姿よ」
「27・・・」
「出口が分かった」
「さっきの部屋憶えてる? 26より大きい座標の」
「あの部屋はキューブの外側にあるのよ」
「ブリッジか」
「その通り」
「元の位置にあればね」
「こうよ」
「初めはブリッジだけど」
「迷路の中をあちこち動き回る」
「そしていつか元の位置に戻る」
「じゃブリッジは・・・」
「一時的に外へ」
「まるで巨大なダイヤル錠」
「初め錠は開いているけど」「配列が変わると閉まる」
製作元のカナダでも、あるいは全世界でも同じことを言われただろうが、私も書いておく。
これは現実社会を示している。いつの間にか自分自身で組み上げた死の機構によって、自分自身を殺しかけている。
そこでは脱獄の天才、暴力的で抑圧する警官、医者、数学部学生、設計者、実生活はできないが数学の天才であった知的障害者・・・
この社会では最後の一人だけ生き残る。