ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

暑い、熱い鹿児島選挙区。薩摩川内の攻防はいかに?

2007年07月26日 22時28分30秒 | Weblog
 明日の正午、鹿児島県薩摩川内市で自民党・安倍総理と民主党・岡田元代表が街頭演説を行います。安倍総理が川内駅、岡田元代表は川内山形屋と、目と鼻の先で火花を散らすことになりましたが、人口10万の一地方都市で、これだけネームバリューがある人間が投票日を控えた時期に直接街頭演説に入ること自体、両党公認候補が激しいつばぜり合いをしている証拠だと思います。
 先般の報道でも紹介されたように、薩摩川内市を含む県北部は民主党候補がリードしているらしいです。ここで差をつめ、ひっくり返したい自民党。そうはさせまいとする民主党の鹿児島選挙区における戦略が透けて見えるようです。
 自民党はバス数台で動員をかけると聞きました。鹿屋からも動員をかけているという噂も聞きました。民主党側も後援会などで動員をかけると聞いています。

 ふだんの正午頃の川内駅・山形屋前の辺りは、人口の割には人通りは多くはありません。ぱらぱらです。そんな所で両候補の支持者が多数集まってデモンストレーションを行うことにマスコミは注目していますが、私は動員者数・集まった観客数にはあまり意味がないと思っています。

 動員以外の一般人とどれだけ会えるかというアピール度を考えたら、民主党がリードしていると思います。と言うのも山形屋は国道3号線沿いなので、通行車両の運転手にアピールできます。川内駅は駅の利用者数+αしかありません。多くてもせいぜい100人でしょうか。
 また、今回の選挙では今まで投票に行ったか分からないような若い世代の方が民主党支持を語っていることも事実です。この保守王国・鹿児島でも、風は確実に民主党に吹いているようです。
 ただ、この最終局面にあって総理が入るということの重みは地元・薩摩川内の自民党支持者にとってはすさまじい圧力となることは必至です。春の県議会議員選挙の時のようななりふりかまわぬ「行きすぎた行為」(選挙違反も含めて)が再び行われるかもしれません。企業・各種団体への圧力も同様です。こうしたことを私が評論家的に書いている間にも、それは進行しているかもしれません。

 できれば、この2人の街頭演説はともに私は聞いてみたいと思いますが、叶わぬ願いです。この2人のバッティングが夜のニュースでどう報道されるのかの方が楽しみです。


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