東京都足立区教育委員会が昨年4月にすべての区立小、中学校で実施した区独自の学力テストで、小学校1校で「障害」のある3人の児童の答案用紙を保護者の了解を得ないまま集計から除いていたそうです。
保護者の了解の有無もですが、今春、全国一斉に実施された学力テストに向けても同様の対応が全国各地で行われていたことは、報道に載る載らないは別として全国的に多発したことが様々な団体の調査でも明らかになってきています。
校長は「テストの45分間、ずっと座ることができないなど厳しい状況がある。小5までの学習内容がまだ身についていない部分があるので外した。保護者への説明は怠ってしまったなどと釈明しているようですが、そもそも「身に付いている・付いていない」 を調べるためのテストではないでしょうか。
同校では、前年の問題を繰り返し練習させたり、テスト中に教員が誤答している児童の机をたたいて気付かせたりするなどテストの公正性を失わせかねない疑惑もあるようです。
ちなみに、足立区の学力テストでは、各科目とも目標値を定め、平均到達度として全校分が公表されるそうです。小学校72校の内、今回の小学校は05年度は44位でしたが、06年度は1位になったそうです。
最近、話題になっている「バウチャー制度」とか「教職員の評価制度」などありますが、先生たちがこんなことまでしなければならない背後にはどんな事情があるんでしょうか。
私は「旧態依然」とした学校で育ち、我が子にもそんな「旧態依然」とした学校で育ってほしいと願っています。最近よく聞く、国家の有為な人材になってほしいとかということは一切望んではいません。
先生たちの子どもに対する指導方法の改善のためにテストを実施して、結果の公表とかせずに、その研究に真摯にとりくんでいただければ保護者としてはいいのです。学校選択の自由とかで遠くの学校に子どもをやるほど、家庭的に余裕はありません。
こんなことが東京だけならまだしも、鹿児島県でも似たようなことがはびこってもらっては迷惑です。
保護者の了解の有無もですが、今春、全国一斉に実施された学力テストに向けても同様の対応が全国各地で行われていたことは、報道に載る載らないは別として全国的に多発したことが様々な団体の調査でも明らかになってきています。
校長は「テストの45分間、ずっと座ることができないなど厳しい状況がある。小5までの学習内容がまだ身についていない部分があるので外した。保護者への説明は怠ってしまったなどと釈明しているようですが、そもそも「身に付いている・付いていない」 を調べるためのテストではないでしょうか。
同校では、前年の問題を繰り返し練習させたり、テスト中に教員が誤答している児童の机をたたいて気付かせたりするなどテストの公正性を失わせかねない疑惑もあるようです。
ちなみに、足立区の学力テストでは、各科目とも目標値を定め、平均到達度として全校分が公表されるそうです。小学校72校の内、今回の小学校は05年度は44位でしたが、06年度は1位になったそうです。
最近、話題になっている「バウチャー制度」とか「教職員の評価制度」などありますが、先生たちがこんなことまでしなければならない背後にはどんな事情があるんでしょうか。
私は「旧態依然」とした学校で育ち、我が子にもそんな「旧態依然」とした学校で育ってほしいと願っています。最近よく聞く、国家の有為な人材になってほしいとかということは一切望んではいません。
先生たちの子どもに対する指導方法の改善のためにテストを実施して、結果の公表とかせずに、その研究に真摯にとりくんでいただければ保護者としてはいいのです。学校選択の自由とかで遠くの学校に子どもをやるほど、家庭的に余裕はありません。
こんなことが東京だけならまだしも、鹿児島県でも似たようなことがはびこってもらっては迷惑です。