ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

サッカー選手にウソ発見器?

2006年04月19日 23時09分58秒 | Weblog
びっくりするようなニュースだ。
ロイター電によると、ルーマニアのプロサッカー第一リーグのチーム「ナショナル・ブカレスト」に所属する選手たちが、ウソ発見器にかけられることになったそうだ。
何事?!と思い、記事を読み進めると、バカかいなと言いたくなってきた。
先週、ナショナル・ブカレストはホームの試合でバスルイに1-0、ジウル・ペトロサニに2-0で負けた。その結果、次のヨーロピアンカップに参戦することが難しくなってしまった。
ナショナル・ブカレストの株主コンスタンチン・イアコフは、「我々の選手がバスルイとペトロサニに本気で対戦したことを示す倫理的監査です」「雇用者を折々にチェックするのは普通のことだと思います」とロイターに語ったという。
株主なり監督なりは、選手が本気でたたかったかを問う前に、チームの戦力等がどうだったのか、ゲームの内容はどうだったのかといった分析・検証を先にする必要があるはずだ。
これはまさに逆効果。こんな上司の下でまともにやってられるかという気分が蔓延することは必至だ。
しかし、指導する側・管理する側の人々が自らを検証することなく、下々が悪いと「改革」を進め、「自己責任」の名の下に自らの責任を放棄する姿はどこかの国の為政者にそっくりではないか。
コメント
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