4月1日に白馬岳に入山したまま行方を絶っていた京葉山の会の3人ですが、小蓮華岳の山頂付近で見つかったようです。
てっきり大雪渓で雪崩にやられたものと思っていたので、びっくりしました。
情報は少ないのですが、あれこれ考察してみたいと思います。いつも以上に推測だらけなのを御了承ください。
3人は白馬主稜を登って大雪渓を山スキーで滑降する予定だったそうです。1日に白馬尻の下、御殿場付近でテント泊をしたようで、整地の跡があったそうです。
2日は悪天候だったので、おそらく主稜は中止したのでしょう。問題はその後どのように予定変更したのかがわからないことです。
どのように予定変更するにせよ、3日が予備日なので2日中に下山できるように計画をしているはずです。
小蓮華で発見されたと聞いた時、栂池から白馬を目指したのかとおもいましたが、ちょっと距離があります。だから主稜をあきらめるような天候で、わざわざ栂池まわりをするかな?という疑問が残ります。白馬尻の下でテント泊したのが確実であれば、予定変更で大雪渓を往復するのが無難でしょう。
2日の朝、悪天候で主稜登攀を中止した3人は、大雪渓を登ったのではないでしょうか?ところが稜線付近まで到達したところで周囲に雪崩が頻発するようになり、雪渓の滑降に危険を感じたので稜線伝いに栂池方面へのエスケープを試みたのかもしれません。
死亡に至った状況は、さらにわかりません。雪洞の中で発見されたそうですが、雪洞の入り口をふさぐのにテントの外張を使っていたそうです。ではなぜテントを使わなかったのか、あるいは使えなかったのか、が疑問です。
テント設営中に本体が飛ばされて外張りだけが残った可能性もあります。また冬山テントなのでフライを持ってこなかったのかもしれません。その状態で雨に降られてしまい、全身ずぶ濡れのまま雪洞に逃げ込んだことも考えられます。
いずれ詳しいことがわかったら、また書こうと思います。
てっきり大雪渓で雪崩にやられたものと思っていたので、びっくりしました。
情報は少ないのですが、あれこれ考察してみたいと思います。いつも以上に推測だらけなのを御了承ください。
3人は白馬主稜を登って大雪渓を山スキーで滑降する予定だったそうです。1日に白馬尻の下、御殿場付近でテント泊をしたようで、整地の跡があったそうです。
2日は悪天候だったので、おそらく主稜は中止したのでしょう。問題はその後どのように予定変更したのかがわからないことです。
どのように予定変更するにせよ、3日が予備日なので2日中に下山できるように計画をしているはずです。
小蓮華で発見されたと聞いた時、栂池から白馬を目指したのかとおもいましたが、ちょっと距離があります。だから主稜をあきらめるような天候で、わざわざ栂池まわりをするかな?という疑問が残ります。白馬尻の下でテント泊したのが確実であれば、予定変更で大雪渓を往復するのが無難でしょう。
2日の朝、悪天候で主稜登攀を中止した3人は、大雪渓を登ったのではないでしょうか?ところが稜線付近まで到達したところで周囲に雪崩が頻発するようになり、雪渓の滑降に危険を感じたので稜線伝いに栂池方面へのエスケープを試みたのかもしれません。
死亡に至った状況は、さらにわかりません。雪洞の中で発見されたそうですが、雪洞の入り口をふさぐのにテントの外張を使っていたそうです。ではなぜテントを使わなかったのか、あるいは使えなかったのか、が疑問です。
テント設営中に本体が飛ばされて外張りだけが残った可能性もあります。また冬山テントなのでフライを持ってこなかったのかもしれません。その状態で雨に降られてしまい、全身ずぶ濡れのまま雪洞に逃げ込んだことも考えられます。
いずれ詳しいことがわかったら、また書こうと思います。
白馬乗鞍でも5人行方不明だとか。