豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

ニュー自作パソコン完成

2008年08月31日 | LINUX・PC
パトロールで入山中から「もうちょっと早いCPUが載ったマシンが欲しい」と思い続けていた私は、東京に戻った次の日には秋葉原に出動です。

ニューマシンは原稿執筆時には長時間運用するので、静かな電源であるのがもっとも重要です。そしてなるべく信頼性がありそうなモンがいい、というわけで、

Antec NeoPower

にします。こだわったのはココだけで、あとは電源を買ったお店でマザボやCPUを適当に選んでまとめ買いです。

購入したマザボはM3A78-EMH HDMIという製品ですが、このマザボって時刻がやたらと遅れます。おおむね、1時間に9秒ぐらいでしょうか。NTPで1時間毎に時刻調整して対応していますが、かなりアレです。正直、地雷ですわ。

このマザボでマシンを組み、opensuse11をインストールしてみました。インストールはとても簡単で、比較的新しいチップセットだったのにも関わらず問題なく完了です。

で、最初に一太郎 for Linux のインストールを試みたのですが、セグメンテーション違反ですと言われて失敗しました。セグメンテーション違反が出た時の対応策がジャストシステムのサイトに出ていましたが、これを試してもダメです。というわけで、opensuse11はすぐに却下です。

それなら実績のあるopensuse10.3でいこうと思ったのですが、今度はチップセットが新しすぎるのでインストールができません。AMDの780G/SB700だと10.3はインストールできないんですね。

さて困りました。

そこで久々にVineを登場させます。Vine4.2はこのチップセットでもあっさりインストール成功です。で、一太郎もスンナリOK。ATOK X3 は少々手こずりました。Vine4.2ならあと2年ぐらいはサポートがありそうなので、2万円で買った一太郎がムダにならずに済みます。Vine5.0で一太郎がダメだったら、素直にWindows使いますか。

Vineで困ったのは、これがEUC環境になっていることです。外付けHDDのデータはすべてUTF-8になっているので、文字化けしてしまいます。外付けHDDをEUCにしてしまうか、それともVineをUTFにするかで数時間悩んだあげく、以下のサイトを参考に自分のHOMEだけをUTFにしてしまいました。

参考URL


あとはデスクトップ環境を慣れたKDEに変更し、ちょこちょこといじって終了です。マザボの時刻が大きくずれるのと、時々Xが起動しなくなるのをのぞけば、まあまあ快適な環境になりました。


原稿書きの件さえなければLinux、特にOpensuseが快適なんですけど、こればっかりは仕方ないですね。原稿書き専用のWindowsマシン作ろうか、考え中です。