ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

ルーツを探る

2015-07-25 12:40:12 | 釣り
北海道に住む私たちの殆どが、いろいろの事情が有って、故郷に別れを告げ北海道に渡ってきた移住者の末裔にあたります。明治維新の際に幕府軍側にいたのか、新政府軍にいたのかによってその分布は大きく異なります。戊辰戦争で働いたと自負する新政府軍の中に、貢献した割に処遇が良くないなどの理由によって西南戦争が勃発し、収拾された後に、行政府が、旧藩主を中心にした県知事を採用することによって防止を図った。

北海道に結集し反乱軍となるかもしれない、芽を摘む為に屯田兵が東北列藩同盟に所属したグループの開拓地の周りに置かれた。戊辰戦争での確執の強い地域は、町村合併が今になっても進んではいない。屯田兵の構成も、はじめの頃は、東北列藩同盟に参加していた藩の出身者が多かった。

戊辰戦争で敗れて住んでいた屋敷が召し上げられ、住むところが無くなってやむにやまれず北海道に移住してきたご先祖も多い。移住した人々の気持ちを察すれば、新政府は怖かったのだろう。開拓地の周りに新政府側の屯田兵を配置した事情であろう。開拓使から土地を与えられ開拓地に入るのが許されるのは至難。親戚縁者のなかで誰かが開拓に入るのが許可されると、集団となって移住してきた。私の先祖たちもそうだった。



北海道の県人会の構成では、青森県はじめ東北地方や富山県はじめ北陸出身者が多いが、現在北海道は日本国中いろんな地域からの合衆国様に混沌としている。息子は、時々札幌に帰ってくると、ルーツを探っている。戸籍は、明治の初期に集大成されているが、今回の息子の調査でも、嘉永年間のあたりで不明になった。直系の証明書の何かが有れば、大通りの地下の証明サービスコーナ(写真)で札幌市民の先祖をたどることができる。私の場合、釣り好きな先祖が富山県新湊出身、釣り好きは遺伝すると思っている。好奇心の強い方は、先祖の釣り好きを調べてみたら。

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