ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

心肺機能を知る旅行

2016-09-28 15:58:10 | 釣り
丁度5年前の9月越中八尾の「おわら風の盆」の徹夜踊りが観たくて八尾への観光バスで訪れました。八尾の坂を昇るのに、難儀しました。このひと月ほど前に息子一家が山形から札幌にやってきました孫の夏休みの研究課題で幌満川の「かんらん岩」とエリモ岬の「ゼニガタアザラシ」を案内しました(居ませんでした)。この時、灯台横の岬への道、釣り仲間では第七への道を下るには良かったのですが、昇る時に息切れしておりました。第七への道よりも傾斜の緩い八尾の坂道(平均10度前後)を心臓の弱いカミさんよりも足が進まないという異常を実感し、採血の結果、健常者の2分の1にヘモグロビンが減った貧血があり、精査の結果、便ヘモ陽性、内視鏡検査で大腸がんが見つかったのです。



家族の訪問や生まれ故郷の坂道が、がんを教えて呉れたのです。すぐに手術し、利尻や根室までも徹夜の釣りに行けるように回復しました。今回の富山行きは、5年目のお礼参りなのです。昨年も富山に訪れたのですが、台風も訪れて、ほうほうの体で、逃げ帰りました。1日目、松本城の天守閣(神棚が飾ってありました、上の写真)まで昇りました。降りて来る途中で、閉門になっていました。昨年は、長蛇の列、ヒコヤンにも会えずギブアップしましたので、満足でした。数段上ると先の空くのを待つ、と、ゆっくりでしたので、カミさんも昇れました。
2日目、立山連峰が一瞬カラッと晴れて、祝福して呉れているようでした。自分の足の他に色んな乗り物を乗り継いで、3000m級の山々に囲まれた室堂(下の写真)。岩を砕いて平たくした歩きにくい道、雲行きが悪くなって、ほどほどの散策に留めました。






宇奈月温泉から3日目は、欅平まで、トロッコ列車で登って行きました。写真上は、スタンダードのトロッコ列車。屋根は有りますが、窓は入っていませんので、雨風が素通りします。美女平とは、ブナの森でした。ケヤキ平と言っても、平地ではありません。黒部川の川岸近くまで降りて行き、素掘りのトンネルを数個くぐって片道30分位崖道を下ったところで、帰りが気になって、猿飛峡(下の写真、右に曲がった奥の峡谷)の見える水辺までは降りず、丁度上から引き返しました。






最終日は、飛騨高山の山の中に出来た新しいホテルから、スカイラインで直行した乗鞍岳の天文台の傍、畳平での写真(上)。術後、家で静養していた雪の日に、釣りキチよちさんが、小樽港内で釣った新鮮な鰊を届けて呉れました。その時にリハビリ兼ねて札幌の地下街を歩いておりました。ジーンズとハイキングシューズは、術後穿いていたものです。ジーンズで外を歩くのを躊躇していましたが、よちさんから一押しされて、元気がでました。疲れたなら、何処でも座れる。
平地では私より速い位のカミさんの足が、畳平では、酸素不足によると思われる階段昇降では、Nさんのようでしたので、上高地(下の写真)のハイキングは、皆さん方とは、別行動でゆっくりと歩くことにしました。







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