poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

浅春の候‥‥‥

2009-03-14 22:51:25 | 日々録
あはは。。。
脆弱な私の喉が花粉に反応して、ひどい咳が続いています。
そのついでに、たまっていた疲れが噴き出し、
実に控えめな過ごし方をしています…なんてね。
時々咳き込んでしまうので、外出は必要最低限。
水泳もドクターストップです。

そんな状態になる前の3月初めのある日、甲府に行ってきました。
目的は2つだけ。
ミレーの絵を見ることと “ほうとう” を食すこと。。。
あとは、気持ちが赴くままにふうらりふらり。。。
気心の知れ合った友だちと一緒だったので、そんな気ままも許されます。

甲府は清里へ行くとき、必ず通過する地点。
それ以外は、仕事で2回、プライベートでわずか1回、車で行ったことがあるだけの町です。
でも、八王子を過ぎ、高尾から大月、長い長い笹子トンネルを抜けると甲斐大和、勝沼ぶどう園、塩山…
と、通い慣れたコースでもあるのです。
車窓から見える白い富士山。
前日の雪は、まるでお菓子に振りかけた粉砂糖のよう。。。
数週間後には桃色の絨毯を敷きつめたかのようになる甲府盆地も
まだ、この時は、電車の中から眺めるだけでは花芽も見えず
ぶどう棚を這う太いツルも、溶けた雪に濡れて黒く光るだけでした。
…もちろん、こんな風景は何よりBocco好みではあるのですが。。。

目指すは、美術館がある芸術の森公園。
この日は「午後時々雨」の予報だったので、まずは公園内を散策することに。
そこで出会ったお気に入りのワンショットが冒頭の写真です。
去年の夏のなごりが浅春の芽吹きの中でキラリと光っています。
長さ2センチほどのマメの莢がとてもかわいらしく、いじらしく
そして、ひっそりと誇り高くたたずんでいたのです。
こんな姿を見せられると、もうたまらない。
迷わずシャッターを切りました。



公園内には文学館(写真右奥)、日本庭園、バラ園などがあり、季節折々の楽しみが期待できそうです。
四角錐に剪定された植え込みが今にも動き出しそうでユーモラス。
さらに左に目を移せば南アルプスの山々が。



冬枯れの木立に惹かれて、あえて逆光で撮ってみたオシップ・ザッキン作 “ゴッホ記念碑” 。
公園内には14体の彫刻作品があるそうです。
コメント
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