『愛情という名の支配』 は
いつものように西図書館で借りて。
著者は 信田さよ子さん。
以前読んだ本の中に、この本の紹介があったので
〈面白そう〉 と思い借りることに。
副題として 『家族を縛る共依存』 とありました。
読んでいて、なるほどなぁ~。 と思ったのは、
私たちはこれまで、 『愛情はすべてを救う』 という言葉を疑うことなく
生きてきました。
それが家族の根幹であることに誰も疑いをはさまなかったのです。
夫に問題が起きれば妻がやさしくないからとされ、子どもに問題が起きれば
母の愛が足りないからと責められる。
こうして、女性は 『愛情バンク』 のように尽きることのない愛を
供給するように脅迫されてきたのです。
しかし、ここ2~3年、愛情豊かな 『ふつう』 の家庭に育った子どもの問題を
通して、この疑うこともなかった常識への疑問が少しずつ表面化してきました。
愛情とは、与える側と受ける側の双方があって成り立つのです。
受ける側がそれを苦痛や拘束と感じれば、愛情ではなくそれは支配なのです。
おまけにその支配は、受ける側の自尊心を奪い、抵抗不能に陥らせるしかないのです。 と

(この頃、信田さよ子さん関係の本をよく読んでいます。)
そして、こんな章もありました。
『子どもの人生から距離をとり かすかな存在に』
親の新しいあり方を見るように感じましたが・・・。
『子どもがどうであれ、自分が満たされている母親は子どもを
縛らないでしょう。また、親は子どもにとって思春期以降、少しずつ
存在を薄めていくのがいいのです。』 とも。
それから、
『母親は子どもから少しずつ離れ、自分のことにかまけ、意地でも幸せに
なることです。それが夫と共にであればこんないいことはありません!!』
これを肝に銘じて。
もう一冊は次回へ。
いつものように西図書館で借りて。
著者は 信田さよ子さん。
以前読んだ本の中に、この本の紹介があったので
〈面白そう〉 と思い借りることに。
副題として 『家族を縛る共依存』 とありました。
読んでいて、なるほどなぁ~。 と思ったのは、
私たちはこれまで、 『愛情はすべてを救う』 という言葉を疑うことなく
生きてきました。
それが家族の根幹であることに誰も疑いをはさまなかったのです。
夫に問題が起きれば妻がやさしくないからとされ、子どもに問題が起きれば
母の愛が足りないからと責められる。
こうして、女性は 『愛情バンク』 のように尽きることのない愛を
供給するように脅迫されてきたのです。
しかし、ここ2~3年、愛情豊かな 『ふつう』 の家庭に育った子どもの問題を
通して、この疑うこともなかった常識への疑問が少しずつ表面化してきました。
愛情とは、与える側と受ける側の双方があって成り立つのです。
受ける側がそれを苦痛や拘束と感じれば、愛情ではなくそれは支配なのです。
おまけにその支配は、受ける側の自尊心を奪い、抵抗不能に陥らせるしかないのです。 と

(この頃、信田さよ子さん関係の本をよく読んでいます。)
そして、こんな章もありました。
『子どもの人生から距離をとり かすかな存在に』
親の新しいあり方を見るように感じましたが・・・。
『子どもがどうであれ、自分が満たされている母親は子どもを
縛らないでしょう。また、親は子どもにとって思春期以降、少しずつ
存在を薄めていくのがいいのです。』 とも。
それから、
『母親は子どもから少しずつ離れ、自分のことにかまけ、意地でも幸せに
なることです。それが夫と共にであればこんないいことはありません!!』
これを肝に銘じて。
もう一冊は次回へ。