8月25日(土)は、アクティブな一日でした。
10時からのマジックが終わってから、十三の第七芸術劇場へ。
まず、『先生を流産させる会』 を観て 少し休憩を取って
『隣る人』 を観ることにしました。
(『誰もひとりでは生きられない。』 と書かれてますて。)
ちょっとお疲れだったので、帰ろうかなぁ~。
『隣る人』 観たいしなぁ~。
明日来るには、少し遠いし・・・。
ナドなど考えて、観ることに決定!!
辛い悲しい、寂しい場面もありましたが、心がフワァ~と暖かくなるような
そんな作品でした。
地方の児童養護施設の8年間を追ったドキュメンタリー映画です。
親と暮らせない子どもたちと、隣り合う保育士たち。
小規模な施設なので、家族のような雰囲気がありました。
保育士の先生、がんばっていますねぇ~。
でも、そのがんばりが誇張もなく普通生活の一部に感じられて・・・。
夜寝る前には、2人の子どもたちに本の読み聞かせをしてあげます。
宿題をする時には、一緒に見てあげたり、間違っているところを
指摘して、教えてあげたり・・・。
(私も誰かの隣る人になっているだろうか? と反省。)
忙しい普通のお家では、ついつい疎かになりがちなことまで
きめ細かく、子どもたちに接しています。
でも、でも 生活の中ではトラブルも発生します。
(監督の刀川和也氏、8年間ご苦労様と言いたいです。)
子どもと再び暮らすことを願うお母さんも登場します。
その子は、どういう風にお母さんと接していいものか?
戸惑う姿も自然に描かれていました。
私にも その女の子の気持ちがよく分かります。
(『光の子どもの家』の施設長 菅原哲雄氏、ここという時に
登場して、子どもたちを諭します。)
この映画には
人を真に悲しませるものの姿。
さらに、人がどんなつらさにも耐えて
なお生きてゆくことが可能なのか?
胸迫るその答えもここにあります。
現代は、親の離婚・児童虐待などで親の愛を十分与えられることなく
成長する子どもたちが多くなっています。
でも、でも それに変わる温もりのある愛・その子のすべてを
受け入れてくれる愛があれば、子どもたちは未来に向かって
生きていくことができる。
と訴えているようにも受け取れました。
(いい写真ですねぇ~。本当の親子みたい!!)
『先生を流産させる会』 や 『隣る人』 を観て、改めて
人間の生の営みの難しさを感じて、たじろいてしまいます!!!
と言いながら、夜7時から 『マジック教室』 にも参加して
この日は終了。
(この日は、二男が家に来てくれたのですが、ろくに話もできなくて・・・。
ゴメンナサイの世界です。 ~笑い~)