8月6日(土)に 文京区にある 『旧安田楠雄邸』 の見学に行ってみました。
東京でも朝5時過ぎから1時間くらいのウォーキグを続けて
いましたが、その時に このお屋敷を発見しました。
門の横にポスターが貼ってあって、この日には防空壕も
見学できることになっていて。
(入口はさほど大きくありませんが、奥行きがあります。)
10時30分・11時・11時30分・12時 ~ には、ボランティアさんの案内も付く
という表記もありましたので、10時30分に間に合うように官舎を出発する予定でした。
ところが、掃除をしたり・ほうれん草ジュースを作ったり・洗濯を干したりしていると
アッ という間に11時20分に!!
『これはいけない!』 と思い11時30分に安田邸に着くように、出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/af/6128d8c86e089b35887cd00dadc1e4dc.png)
(桜の季節には、素晴らしい枝垂れ桜が)
まず、入館料の500円を支払いました。そして、上にあがると荷物も預かってくれて
貴重品やカメラ(フラッシュを焚かなければ撮影OK)を 入れる手作りの布袋も貸して
くれました。(気配りが行き届いて、手慣れた感じがしました。)
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(派手さのないしっとりした玄関がなんとも言えない風情があって)
ボランティアさんが来るまで小休止です!
(ボランティさんは、丁寧に説明してくださって いい感じの方でしたねぇ~。)
旧安田楠雄邸は、大正時代から昭和初期の東京山の手の庭園と
住宅の雰囲気を伝え、貴重な価値があるとして、平成10年(1998)3月
に東京都の名勝に指定されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/fa/1961480979e244c6be2b431ad93bd6b9.png)
(応接間のソファーの生地も昔のままで。)
所有は、財団法人日本ナショナルトラストとなっています。
そこで、日本ナショナルトラストについて、調べてみると 次のようなことが
分かりました。
財団法人日本ナショナルトラストは、独自で運営している観光資源専門委員会により、未来へ
継承すべき対象の指定を行い、さらに所有者から寄贈、委託を受けるか、または買い取る等の
手段により取得することで、保護し、広く憩い、楽しめる観光資源として管理、公開しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d1/c20dd33cd97ff292ffb3f15454827b83.png)
(座って庭園を観賞できるような設計に。)
邸は、変に凝っていなくて、シンプルな佇まいでとてもよかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b4/cf6674c298b7aa9552505e6d3a27af25.png)
(紅葉の秋でしょうか?2階から)
また、安田邸については
大正7年、豊島園の開園者として知られる藤田好三郎がこの地を取得し、
邸宅を建設した。
大正12年、安田財閥の創始者安田善次郎の娘婿善四郎が購入し、
昭和12年に長男楠雄が相続した。
安田家は、金融業を生業としていて、富士銀行の前進らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/21/d46162872a9d0529f6a5b9d7aa564669.png)
(枯山水の庭園でした)
建物は、伝統的な和風建築の書院造や数寄屋造を継承しながらも、内部に洋風の応接間を
設けるなど、和洋折衷のスタイルも取り入れた造りです。
平成7年楠雄氏他界の後、遺族から財団法人日本ナショナルトラストに寄贈され、歴史的建造物
として修復管理されています。
東大の安田講堂もこの方の寄付によるものらしいです。
防空壕もりっぱなものでした。
階段を降りていくと、コンクリートで固められた広い壕がありました。
煙が濛濛としていたので、何故かな? と思っていると蚊取り線香の煙だと
いうことが分かり、クスッと笑ってしまいました。