(5月15日記す)
前回の日記に転載した「9条世界会議」大会宣言文の中から、これまで取り上げてきた
「環境と平和をつなぐ」シンポジウムの話し合いに関わりのある部分をまとめてみた。
・・・・・
今日の世界における9条
↓
今日の世界は、武力紛争、大規模な貧困、格差の拡大、武器の拡散、
地球規模の気候変動に覆われている。
9条の原則を保持し地球規模の平和と安定のための国際メカニズムとして強化することが、
かつてないほどに重要になっている。
9条と地球市民社会
↓
1990年代より、地球規模の市民社会が、草の根レベルで国境をこえて団結し
人類の将来の決定に参加するようになってきた。
そして、平和、人権、民主主義、ジェンダーおよび人種の平等、環境保護、
文化的多様性といった課題について、主要な役割を果たすようになってきた。
9条の約束を実現する
↓
世界的に軍事費を削成し限られた資源を持続可能な開発に振り向けることは、
地球規模で人間の安全保障を促進し軍事活動による環境への悪影響を
軽減することにつながる。
持続可能な開発に関する世界サミットおよび国連委員会は、各国政府および企業に対して、
地球の気候、水、森林、生物多様性、食料、エネルギー供給を保全するよう求めている。
同時に、気候変動は紛争の発生、悪化、助長をもたらす危険があり、
気候変動の過度の影響から地球を守ることに投資することが重要である。
わたしたちはすべての政府に以下のことを求めます
↓
11 地球規模の気候変動に対処することを誓約するとともに、戦争と軍事のもたらす
環境への負の影響を転換すること。
持続可能な地球を守りクリーンで安全なエネルギーのための技術を促進し共有するような
「国際持続可能エネルギー機関」の設立にむけて投資すること。
わたしたちは日本の政府が以下のことに取り組むことを奨励します
↓
3 世界各地における持続可能な開発のための人間の安全保障に注力するとともに、
ミレニアム開発目標の達成という経済大国としての責任を果たすことによって、
国際社会で主導的な役割を果たすこと。
市民社会は以下のことに取り組むことを誓約します。
↓
1 9条の主要な原則の維持・拡大を地球規模で促進していくごとに真剣に取り組み、
平和の文化を普及していくこと。
3 平和、人権、人道援助、軍縮、環境、持続可能な開発といった異なるセクター間の
協力を強めることで能力を高め、効果的なネットワークを築くこと。
地元、地域、世界レベルでの市民社会の参加をより拡大するために、政府、国家機関、
国際機関との定期的な連絡チャンネルを設置すること。
6 不公平を生み環境を破壊し紛争を助長するようなグローバル経済の力の集中に対抗して、
平和、開発、環境に投資し、公正で非軍事的な経済をつくり出すこと。
・・・・・
*軍事費を削減し、地球規模で人間の安全保障を図る
*地球規模の視野に立ち、持続可能なエネルギーを探求する
*戦争、軍事による環境破壊を防ぐ
*開発に関わる人間の安全に責任をもつ
*環境を破壊しない経済をつくりだす
*9条の主要な原則を維持、拡大することを、地球規模で促進する
これらのことを希求するべきであるということが、大会で話し合われ、
確認合意されたのではないかと思われる。
「9条」という言葉が、日本から巣立って、世界規模の概念として取り扱われていることが、
実感として、感じられた。
さまざまな問題を、大きな視野にたって、前向きに考えていきたいと思った。
wiki「市民社会」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E6%B0%91%E7%A4%BE%E4%BC%9A
wiki「ミレニアム開発目標」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A0%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%9B%AE%E6%A8%99
wiki「グローバル経済」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
wiki「反グローバリゼーション」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
前回の日記に転載した「9条世界会議」大会宣言文の中から、これまで取り上げてきた
「環境と平和をつなぐ」シンポジウムの話し合いに関わりのある部分をまとめてみた。
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今日の世界における9条
↓
今日の世界は、武力紛争、大規模な貧困、格差の拡大、武器の拡散、
地球規模の気候変動に覆われている。
9条の原則を保持し地球規模の平和と安定のための国際メカニズムとして強化することが、
かつてないほどに重要になっている。
9条と地球市民社会
↓
1990年代より、地球規模の市民社会が、草の根レベルで国境をこえて団結し
人類の将来の決定に参加するようになってきた。
そして、平和、人権、民主主義、ジェンダーおよび人種の平等、環境保護、
文化的多様性といった課題について、主要な役割を果たすようになってきた。
9条の約束を実現する
↓
世界的に軍事費を削成し限られた資源を持続可能な開発に振り向けることは、
地球規模で人間の安全保障を促進し軍事活動による環境への悪影響を
軽減することにつながる。
持続可能な開発に関する世界サミットおよび国連委員会は、各国政府および企業に対して、
地球の気候、水、森林、生物多様性、食料、エネルギー供給を保全するよう求めている。
同時に、気候変動は紛争の発生、悪化、助長をもたらす危険があり、
気候変動の過度の影響から地球を守ることに投資することが重要である。
わたしたちはすべての政府に以下のことを求めます
↓
11 地球規模の気候変動に対処することを誓約するとともに、戦争と軍事のもたらす
環境への負の影響を転換すること。
持続可能な地球を守りクリーンで安全なエネルギーのための技術を促進し共有するような
「国際持続可能エネルギー機関」の設立にむけて投資すること。
わたしたちは日本の政府が以下のことに取り組むことを奨励します
↓
3 世界各地における持続可能な開発のための人間の安全保障に注力するとともに、
ミレニアム開発目標の達成という経済大国としての責任を果たすことによって、
国際社会で主導的な役割を果たすこと。
市民社会は以下のことに取り組むことを誓約します。
↓
1 9条の主要な原則の維持・拡大を地球規模で促進していくごとに真剣に取り組み、
平和の文化を普及していくこと。
3 平和、人権、人道援助、軍縮、環境、持続可能な開発といった異なるセクター間の
協力を強めることで能力を高め、効果的なネットワークを築くこと。
地元、地域、世界レベルでの市民社会の参加をより拡大するために、政府、国家機関、
国際機関との定期的な連絡チャンネルを設置すること。
6 不公平を生み環境を破壊し紛争を助長するようなグローバル経済の力の集中に対抗して、
平和、開発、環境に投資し、公正で非軍事的な経済をつくり出すこと。
・・・・・
*軍事費を削減し、地球規模で人間の安全保障を図る
*地球規模の視野に立ち、持続可能なエネルギーを探求する
*戦争、軍事による環境破壊を防ぐ
*開発に関わる人間の安全に責任をもつ
*環境を破壊しない経済をつくりだす
*9条の主要な原則を維持、拡大することを、地球規模で促進する
これらのことを希求するべきであるということが、大会で話し合われ、
確認合意されたのではないかと思われる。
「9条」という言葉が、日本から巣立って、世界規模の概念として取り扱われていることが、
実感として、感じられた。
さまざまな問題を、大きな視野にたって、前向きに考えていきたいと思った。
wiki「市民社会」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E6%B0%91%E7%A4%BE%E4%BC%9A
wiki「ミレニアム開発目標」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A0%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%9B%AE%E6%A8%99
wiki「グローバル経済」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
wiki「反グローバリゼーション」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
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